2022.01.29   2022.02.07

教えます! 注文住宅の土地探しで失敗しない秘訣とは?

住みたい地域の住みたい場所に、暮らしやすい間取りや好みの設計で、世界にひとつだけの我が家を建てられることが、注文住宅の大きな魅力ですよね。
とはいえ、予算をはじめ様々な条件もあって、ぴったりと理想通りの土地を見つけるのは、なかなか難しいものです。
丸清では、お客様の家づくりを土地探しの段階からサポートしていますが、「土地探しはどうしたらいいですか?」というお問い合わせを頻繁にいただきます。

そこで、今回は土地探しで失敗しないために、予め知っておいていただきたいポイントをお伝えしようと思います。

土地探しでよくある4つの失敗例

家を建てる多くの人が「土地を探す」という経験は初めてか、あっても数回程度だと思います。
新しくマイホームを持つのですから夢は膨らむ一方ですが、こればかりは失敗してしまうと取り返しがつかないケースがほとんどです。
そうなる前に、皆さんがつまずきがちなポイントを見ておきましょう。

1.土地の価格が高すぎた! 予算オーバーのケース

まず多い失敗例は、「土地の値段で予算オーバーしてしまった」です。

家を建てるために必要な費用は「土地代➕建築費➕諸経費」です。
まずは全体の予算を立てて、住宅メーカとも十分に相談した上で建物にはいくら、土地にはいくらかけられるのかを決めましょう。

いい場所だから!気に入ったから!と、全体の予算を無視して土地だけを先に決めてしまうと、やりたかった仕様では家を建てられなくなります。
結果、家づくりで大幅に妥協することになり、後悔が残ってしまいます。

また、土地の「売り出し価格」についても注意が必要です。
「売り出し価格」には諸費用が含まれていません。
諸費用とは、不動産所得税や司法書士の費用、登録免許税、仲介手数料、印紙代などのことです。
これらの費用は土地代金にもよりますが、100万円前後になることもあり、予算を圧迫する要因になります。

<ポイント>
家づくりに実際にかかる金額は、土地や建物の金額から1割から2割ほど増える可能性があると考えておくと安心です。

2.環境が生活に合わなかった! 周辺環境をよく調べなかったケース

周辺環境を十分に確認していないために、後悔するケースもあります。

よくあるのが、駅や学校など周辺施設までのアクセス
不動産広告で表示されている所要時間は、1分に80m進むと仮定し計算されたものです。

<ポイント>
大人か、子供か、通る時間帯などによっても所要時間は変わります。
もしかしたら、子供の足ではもっと多く時間がかかるかもしれません。
通勤・通学時間など、実際の時間帯に歩いてみると良いでしょう。

また、夜の街灯や人通りの多さなど、安全かどうかも確認しておくと良いですね。

3.景観が変わってしまった! 将来の変化を想定しなかったケース

人気のエリアであっても、将来までそのままの環境が保たれるとは限りません。
周辺の開発が進んで景観が変わってしまったり、新しい施設や道路ができたりする可能性なども考えて土地を選びましょう。

<ポイント>
大規模な開発が予定されている場合、すでに計画が公表されている場合もあります。
不動産会社や自治体などに問い合わせておきましょう。

細かな予測は立てづらいと思いますが、目先の条件だけで判断しないことが大切です。

4.予定していた家が建てられない! 建築基準法を確認しなかったケース

土地を取得したからといって、好き勝手にどんな建物を建てても良いわけではありません。
土地には「建築基準法」に従って、様々な条件が設けられています。
特に、変形した土地や区画整備されていない土地の場合、思わぬ問題になる可能性もあります。

<ポイント>
土地を購入する前には、土地の形や立地条件だけでなく、土地に建築上の制限がないかどうかの確認が必要です。
不動産会社や建築を依頼している住宅メーカーなど、専門家に相談するのが良いでしょう。

この4つの失敗例の他にも、「いい土地があった」という情報があったのに考えているうちに、他の人に先を越されて手に入れられないといったケースもあります。
土地選びには慎重さが必要ですが、やはり条件の良い土地は希望者も多いので、早めに足を運んでみる行動力も必要です。

土地選びでの失敗を防ぐ対策方法

土地選びから始まる家づくりでは、考えたり悩んだり、学んだりしなければならない事が山積みです。
自分たちの生活スタイルや条件に最適な土地を見つけるためにも、十分な準備が必要になってきます。

あらかじめ優先順位を決めておく

家づくりも含めて、何を優先するのか、優先順位をはっきりさせておくことが大切です。
特に土地選びは迷うことも多いので、優先順位を明確にしておけば、土地探しもスムーズですし、条件に近い土地が見つかったときに素早く判断できます。

理想の条件は無数にあると思いますが、価格も含めて希望通りパーフェクトな土地となると、なかなか見つかるものではありません。

よく考えて、優先順位が高い条件を3つから5つまでに絞り込んでおくと、選択の幅やチャンスも広がります。
また、「これだけは避けたい」という譲れない条件も、しっかりと挙げておくことも失敗しないコツのひとつです。

下見は1回だけではなく複数回行う

失敗例のところでもお伝えしましたが、土地を購入する際には、必ず足を運んで、自分の目で見て確認することが大切です。
ある程度、その土地の特徴を把握するためには、訪れる時間帯を変えたり、雨の日など天候のよくない日にも行ってみたりと、数回足を運んで検証する必要があります。
確認しておきたいポイントを挙げておきます。

  • 駅や学校など近隣施設への実際のアクセス時間
  • 騒音や臭いなど日常の生活環境
  • 治安の状態
  • 近隣住民のトラブル
  • 隣接する道路の道幅は適切か
  • 車の通行量、歩道有無などの交通状況
  • 周辺住民の年齢層(子供の数など)

ほかにも、学校や幼稚園など教育施設の雰囲気や評判、スーパーや医療機関の状況などもあるかと思います。
チェックポイントのリストを作成して、できるだけリアルな情報を詳細に集めておくことが効果的です。

また、土地の形状など建築に関する点は、購入前でも予定している建築会社や設計士などの専門家に同行してもらい検証することも、失敗しない土地選びの秘訣です。

長く住む家だからこそ、何としても失敗は避けたいですよね。
土地選びに気をつけたいポイントは数々ありますが、今回の記事がお役に立てればと思います。

丸清には、不動産部門もあり、土地のご紹介から住宅のプラン、建築まで、お客様の家づくりをトータルでサポートしています。
もちろん、お客様が探された土地でも、ご相談を承ります。
おひとりで悩まず、「頼れる専門家」としていつでもお気軽にご相談ください。

まとめ

  • 全体の予算と土地にかける予算を明確にした上で、諸費用も含めた金額で検討する。
  • 優先順位を明確にした上で3つ~5つに絞っておく。
  • 目先の良し悪しだけでなく、周辺環境など将来の変化も考慮する。
  • 現場には複数回足を運んで、検証する。
  • 土地の形状や建築基準法など、住宅メーカーなど専門家の判断を仰ぐ。

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