2024.07.22

造作洗面台の費用は? メリット・デメリットや施工実例を紹介します。

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これから木の家を建てたいと考える方の中には、造作洗面台を作りたいという方も多いのではないでしょうか。

造作洗面台とは、簡単に言うと「オーダーメイドの洗面台」のこと。サイズや形状を自由にカスタマイズできるという魅力があります。

逆に、一般的な住宅で多く採用されるのは既成洗面台と呼ばれ、既にメーカーがサイズや形状を決めて販売しているものです。
洋服のオーダーメイドと既製品をイメージしていただくとわかりやすいかもしれませんね。

造作洗面台は既成洗面台と異なり、空間に合わせて洗面台や収納を自由に設置できるのが最大のメリットです。

洗面台にも木材を取り入れれば、洗面スペースがナチュラルな雰囲気になり、家全体に統一感が生まれます。木材ならではの温もりがあり、無機質になりがちな洗面スペースがおしゃれなインテリアになるのも魅力です。

そこでこの記事では、国産無垢材にこだわった木の家を建てている私たち丸清が、これから木の家を建てたいと思っている方に向けて造作洗面台にかかる費用やメリット・デメリット、施工事例をご紹介します。

造作洗面台にかかる費用

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造作洗面台の設置にかかる費用は、約50万円~100万円程度です。
使用する材料やデザイン、洗面台の広さによって費用が大きく変わってきます。建築会社とよく相談しながらデザインや材料を決めていきましょう。

造作洗面台のメリット

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造作洗面台には以下のようなメリットがあります。

・デザインの自由度が高い
・使い勝手がよい
・家全体に統一感が生まれる
・収納力が高い

詳しく説明していきますね。

デザインの自由度が高い

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造作洗面台の最大の魅力は、そのデザインの自由度にあります。
素材や色、サイズ、形状などを好みに合わせてカスタマイズできるため、スペースの広さや形状、住宅のテーマにぴったり合わせることが可能です。

丸清では、木の家へのこだわりを大切にされるお客様のために、木材の風合いを活かした造作洗面台を製作しています。和風にも洋風にも仕上げられ自然で温かみのある雰囲気を生みだします。

スタイリッシュでカッコいい洗面台も丸清ならお手のものです。

使い勝手がよい

造作洗面台は、お客様のライフスタイルに合わせた使い勝手の良さが魅力です。

洗面台の高さやシンクの位置、収納スペースの配置など、細部に至るまでこだわりを発揮できます。使い勝手のよい洗面台は日々の生活をより快適にし、家族がバタバタしがちな朝の準備もスムーズです。

家全体に統一感が生まれる

木の家にこだわりリビングやキッチンにふんだんに木材を使用しても、洗面スペースが既製品だとそこだけ無機質な印象になってしまうことがあります。

国産無垢材を使用し細部まで木材にこだわる方が納得できるような造作洗面台を製作しているのが私たち丸清です。洗面台を使用するたびに木の温もりや心地よい香りを感じていただけます。

朝のスタートや夜のリラックスタイムにおいて、木の温もりを感じることができるのは、木の家ならではの贅沢なひとときです。

収納力が高い

造作洗面台は、お客様のニーズに合わせて収納スペースを自由に設計できます。

タオルや洗面用具、掃除道具などを効率よく収納できるスペースを確保することで、洗面スペースが常にすっきりと片付きます。

特に家族の多いファミリー層に、収納力の高い造作洗面台はとても便利です。

造作洗面台のデメリット

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造作洗面台には以下のようなデメリットもあるため、頭に入れておきましょう。

・費用が高くなる傾向がある
・使い勝手がイメージしにくい

デメリットも理解しておけば、対策が立てやすいですね。

費用が高くなる傾向がある

造作洗面台は、カスタマイズ性が高いために既製品に比べて費用が高くなる傾向があります。使用する材料の選定から、設計・施工に至るまで、お客様の希望に応じたオーダーメイドとなるため、その分コストがかかってしまうのです。

また、既製洗面台と比べて製作期間が長くなりがちな点もデメリットと言えます。予算やスケジュールについては、建築会社とよく相談してみましょう。

丸清はお客様の予算やご都合に合わせ、理想の木の家を建てるためのプランを誠心誠意ご提案しています。

木の家のことならなんでもご相談ください。

使い勝手がイメージしにくい

造作洗面台はゼロから造り上げていくため、既成洗面台のように見本がありません。完成して実際に使用してみるまで、仕上がりや使い勝手がイメージしにくい点はデメリットと言えるでしょう。

丸清では、お客様のご要望をうかがい3Dソフトを使って造作洗面台のイメージを作成しています。製作前に仕上がりのイメージを確認したり共有できたりするため「思っていたのと違った…」という失敗が少ないです。

丸清が手がけた造作洗面台の施工事例も参考にしてイメージを膨らませてみてください。

造作洗面台のスタイル

「造作洗面台に憧れてはいるけれど、ゼロからデザインをイメージするのは難しい…」

そんな風に考える方もいるのではないでしょうか。

そこでここでは、造作洗面台の代表的なスタイルを3つご紹介します。ご自分の家にはどのタイプの造作洗面台がぴったりなのか、イメージしてみてください。

カウンタータイプ

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カウンタータイプの造作洗面台は、広いカウンタースペースにシンクを組み込んだデザインです。
カウンター部分は自由にデザインできるため、素材や色、形状を選んでオリジナルの洗面台を作ることが可能です。

シンプルでモダンな外観が特徴で、広い作業スペースがあるため、家族が多いご家庭におすすめです。

キャビネットタイプ

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キャビネットタイプの造作洗面台は、シンクの下に収納キャビネットを組み込んだデザインです。収納力が高く、タオルや洗面用具、掃除道具などをすっきりと収納できます。

引き出しや扉のデザイン、取っ手の種類など、細部に至るまでカスタマイズできるため、機能性とデザイン性の両方を兼ね備えた洗面台を実現できます。

造作棚タイプ

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造作棚タイプは、シンク周りにオープンシェルフやラックを設けた洗面台です。

棚を自由に配置することで、タオルや小物をディスプレイ感覚で収納できるため、見た目もおしゃれで開放的な雰囲気を演出します。

棚部分に木材を使用すれば、ナチュラルな温かみを感じさせるだけでなく、実用的な収納スペースとしても活躍します。

造作洗面台を作る際に重視したいポイント

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一口に造作洗面台といってもスペースやライフスタイルによってデザインが選べることがわかりましたか?造作洗面台を作るイメージが湧いてきた方もいるかもしれませんね。

そこでここでは、造作洗面台を作る際に意識したいポイントについてお伝えしていきます。

機能性

造作洗面台の機能性は重要なポイントです。日常的に使用する場所ですので、使いやすさを重視しましょう。

シンクの位置や高さ、収納スペースの配置など、家族の生活スタイルに合った設計を選ぶことが大切です。収納力や作業スペースの広さは、日々の使い勝手に直結するため、しっかりと考えて設計しましょう。

予算

造作洗面台は既製品に比べて費用が高くなることが多いため、予算の設定が重要です。使用する素材やデザインの複雑さによって費用が変わるため、あらかじめ予算を決め、その範囲内で理想の洗面台を実現する方法を考えましょう。

予算をオーバーしないように、建築会社としっかり相談することが大切です。

メンテナンス性

造作洗面台を作る際には、メンテナンス性も意識しましょう。
木材を使用する場合には防水処理やカビ対策なども重要です。
メンテナンスの頻度や方法についても、事前に確認しておくとよいですね。

造作洗面台の費用を抑えるポイント

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「造作洗面台を作りたい!でも費用が心配…」

そう思った方に向けて、ここでは造作洗面台を作る際に費用を抑えるポイントをご紹介します。

・スペースを小さくする
・棚をオープンタイプにする

順に解説していきます。

スペースを小さくする

造作洗面台の費用を抑えたい場合には、スペースを小さくすることを考えてみましょう。洗面台スペースを小さくすることで、使用する材料の量が減り、施工の手間も少なくなります。
小さいスペースでもレイアウトを工夫すれば、機能性を確保できます。

棚をオープンタイプにする

棚をオープンタイプにすることも、費用を抑えるポイントの一つです。
オープンタイプの棚は、扉や引き出しを必要としないため材料費を抑えられます。
オープン棚は見た目もスッキリとし、モダンで開放感のあるデザインが実現する点も魅力です。

丸清の造作洗面台の施工事例

ここからは、丸清が手がけた造作洗面台をご紹介します。

よく使うものが取り出しやすい造作洗面台

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洗面台の前面と側面を最大活用した収納スペースは使い勝手抜群です。

吊り戸棚タイプの造作洗面台

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吊戸棚でスペースを有効活用しています。オープンタイプの棚にすることで開放感が得られます。
大きな鏡もとても使いやすそうですね。

カウンター下も有効活用した造作洗面台

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こちらの造作洗面台は木をふんだんに使って作りました。
カウンター下の収納スペースもたっぷり。

コンパクトで使いやすい造作洗面台

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省スペースだからこその使い勝手をとことん考えた造作洗面台です。あえて収納ボックスは設けず、よく使うタオル類などを収納。

シンプルで使いやすい造作洗面棚

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丸清の標準機能の造作洗面台。木の温もりとタイルがマッチしていて素敵です。

他にも、造作洗面台の施工事例をご覧になりたい方は、以下のリンクからご覧ください。
https://www.e-marusei.jp/parts/basin/

少し前の記事になりますが、こちらからもご覧になれます。
https://www.e-marusei.jp/blog/13554/

木材にこだわった造作洗面台なら丸清へ

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この記事では、造作洗面台を設置する場合の費用やメリット・デメリット、費用を抑える方法について詳しくご紹介してきました。

木材を使用した造作洗面台は、その温かみが大きな魅力です。自然の木材が持つ独特の質感や香りは、日々の生活に癒しを与えてくれます。

丸清の施工事例を見て「こんな洗面台にしてみたい!」と思われた方がいらっしゃったらとても嬉しいです。

丸清では、木材をふんだんに使用した木の家を建てたいと思っている方に、国産無垢材をふんだんに使用した造作洗面台を製作しています。
昨今の自然素材住宅ブームよりも前から、無垢材にこだわった家づくりをしてきました。

お客様の暮らしやすさを追求し、心地よい家づくりを実現しています。

丸清こだわりの木材

丸清が使う国産無垢材は静岡県浜松市の天竜区で育った「天竜材」です。
天竜材は油分を多く含んでいるため、カンナをかけるだけで艶がでて、輝くような光沢を放ちます。
実際に触れると、言葉では言い表せないような心地よい感触や気持ちのよい香りがし、心が癒されます。

丸清では、完成邸の見学会を開催しています。
文章や写真だけでは伝わらない木の家の温もりや心地よさをぜひ体感してください。

天然素材の内壁

丸清は、内壁材にも天然由来のものを使用しています。
天然由来の内壁材は、化学物質を含んでいないためアレルギーの原因になりにくいです。

たとえば「ヨーロッパ漆喰」はシックハウスの原因となるホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着し、カビを抑える殺菌効果があります。
「天然珪藻土」は調湿性に優れているので、部屋を快適な湿度に保ってくれます。

長い時間を過ごすお部屋に使う素材こそ、安心安全の天然素材を使ってほしいと考えています。

丸清は、お客様の声一つ一つに耳を傾け、寄り添い、ご満足いただける家づくりを提案いたします。

木の家について詳しく知りたい方は、ぜひ丸清にお問い合わせください。