2021/10/15

「木の家」になじむ家具とは?自然素材の家のおすすめインテリア

それだけで、ほっこり心が落ち着く「木の家」。
お部屋そのものが、シンプルでナチュラルなだけに、家具選びにはちょっと悩んでしまいます。
「木の家には、やっぱり木の家具がいいの?」
「ナチュラルよりはちょっとカッコよくしたい」
「手持ちの家具でOKなもの、NGなものってどうやって見分けたらいいの?」
などなど…

そこで、今回は丸清のコーディネータ・古山からのアドバイスを交えながら、木の家のインテリアについてお話しします。

ひとつの空間に「木材」は3種類まで!がインテリアの基本

無垢フローリングや無垢のキッチンカウンター、扉、梁、階段など、木の家には室内の見える部分だけでもいくつかの木材が使われています。
自然素材の家だから、とりあえず木製家具で揃えれば統一感が出そうな気もしますが、そこが意外な落とし穴。同じ室内空間に、いろいろな種類の木を混ぜて置いてしまうことで、うるさい感じになってしまいます。

同じ種類の素材に統一すると、整った印象に

床はヒノキの無垢フローリング、柱や梁はスギだとしたら、家具はこれと同じ樹種(木の種類)のものがしっくりきます。もし、チークなど違う樹種の木製家具を置くなら、それ以上は木の種類を増やさないようにすればセーフ。多くても3種類までに抑えましょう

木は「自然」というキーワードで繋がってはいますが、製材して無垢材になると、それぞれの表情が見えてきて、それぞれが個性を主張します。せっかくの美観もぶつかり合ってしまっては、野暮ったく見えて、魅力も半減してしまいますよね。

特にダイニングテーブルやシェルフなど、インテリアのアクセントになるようなアイテムは、この3種類ルールに気をつけて選ぶと良さそうです。

では、もう少し具体的なセンスアップのヒントを見てみましょう。

無垢の家具をオーダーする

3種類ルールのお話をしましたが、収納家具や棚、テーブルなどを、予め空間に合った素材やサイズのものをオーダーするのも、インテリアをおしゃれに仕上げるポイントのひとつです。
既製品より価格は高くなりますが、家と同じく「一生モノ」と考えてあつらえた家具は、暮らしも心も豊かにしてくれます。

そんなこだわりを持った本物志向のユーザーが注目している、オーダー家具のブランドをご紹介します。

家具蔵(KAGURA)

家具蔵の木製家具は、素材となる原木へのこだわりと共に、熟練の職人によって丁寧に仕上げられる一生モノの家具です。
一枚板のテーブルや収納、キッチンなどのオーダー家具があり、樹種もタモ、ナラ、ケヤキ、ウォールナットほか家具に適した木材が揃っているので、住宅の仕様やデザインによって幅広く選べます。
南青山にはハウススタジオもあり、空間インテリアの体感も可能。
オーダー家具以外にも、上質な無垢のハンドメイド家具も数多く揃っているので、一度は見ておきたいブランドのひとつです。

HUMP

こちらも、無垢ファニチャーファンが憧れるブランドです。
「毎日をていねいに暮らす人の家具」をコンセプトに、カスタムメイドの無垢の家具を製作する長野県のメーカー。
チェリー、ウォールナット、ナラなどの無垢材から、職人の厳しい目で上質な素材を選び抜いて、
デザイン性の高い家具を、創り上げています。
オリジナル家具のラインナップも人気で、長野の工房まで足を運んでみたくなります。

【丸清の造作家具】丸清でもご要望いただければ、無垢材を使った家具をお作りしています。

上質な天然の無垢材を使って大工さんが作るテーブルは、シンプルですが、フローリング同様、経年変化を楽しみながら、長くお使いいただけます。

木のミスマッチの心配なく、インテリアとも自然に調和するので、お客様から好評です。
気になった方は、お気軽に相談くださいね!

デザイナーズチェアを組み合わせる

デザインや素材にこだわった素敵な家具ブランドはたくさんありますが、そんな中から本当に好きなものを見つける「出会い」も、インテリアコーディネートの醍醐味です。
そこで注目したいアイテムが「椅子」です。
テーブルとセットで揃えてしまうケースもありますが、インテリア上級者はデザイナーズチェアを効果的に採り入れています。

ここからは、丸清のコーディネータ・古山イチオシの、「木の家」に合う、デザインの美しい椅子ブランドをご紹介します。

ハンス・Jウェグナー | Yチェア

その斬新なフォルムからモダンデザインの名作として世界的に知られてきたハンス・JウェグナーのYチェアは、インテリアを深く学び始めると、まず知ることになるブランドです。
特徴的なラインを描く美しいフォルム、素晴らしい使用感と使い勝手など、椅子に求められる機能性と見た目の美しさを同時に満たす椅子、と多くの人が評価しています。

〈 コーディネーター古山の!ここがポイント 〉
北欧家具の代表ともいえるYチェアですが、北欧家具のナチュラルで優しい風合いは、国産材の杉・ひのきと相性が良く、弊社の建てた住まい空間にもマッチしています。
憧れの家具を、メンテナンスしながら使い続けていきたい方にはおすすめです。

柏木工 | シビルチェア

限りなくシンプルでありながら、作り手のこだわりや遊び心を妥協なく映し出したデザインが特徴的な「CIVIL(シビル)」は、いつまでも人々の暮らしに生き続ける「日本の暮らしの新しいスタンダード」を目指すブランドです。

〈 コーディネーター古山の!ここがポイント 〉
細くシャープな縦ラインが、無垢の単調な色目の中でアクセントになるので、個人的にも好みです。
椅子が4脚あるとしたら、2脚をこのシビルチェア、2脚をYチェアなど、合わせるのも楽しいです。
無垢の割には価格がリーズナブルなのもうれしいです。

ジェネリック家具を上手に採り入れる

薬でもジェネリック薬品があるように、家具にもデザイナーズ家具を真似た商品が販売されています。
「コストを抑えながら、雰囲気良い空間にしたい」「テーブルを無垢にして、椅子はリーズナブルにしたい」など、制約がある時に上手に活用してください。
例えば「ジェネリック家具 イームズ」で検索すると、様々なメーカーのイームズチェアがリーズナブルな価格で販売されています。

北欧インテリアと「木の家」

日本でもすっかり定番となった北欧デザインも、木の家によく合うインテリアのひとつです。
寒くて暗い期間が長い北欧では、室内で快適に過ごすために、デザイン性と実用性の両面を兼ね備えた家具や、自然をモチーフとした明るいファブリックが好まれています。
特に無垢材を使った曲線が美しい家具は、北欧家具の代表的な存在です。

ご紹介したYチェアやイームズチェアも、幅広い世代で人気の高い北欧家具です。
座面はポップでカラフルですが脚は木製で、無垢のインテリアと調和しながら、明るさや楽しさを演出できるところが魅力です。
北欧と日本、気候は違いますが、自然との調和を大事にするという点では、つながるものがあるのかも知れません。

木の家の家具選びにも、やっぱり「コツ」があること、おわかりいただけましたか?
同じ自然素材の家でも、住む人の好みによって、ガラッと雰囲気が変わります。

雑誌に載っている素敵なインテリアも参考にはなりますが、あれもこれもと寄せ集めてしまうと「こんなはずじゃなかった!」なんてことになるかも?
まずは、自分の好きなスタイル、好きな家具をピックアップして、引き算をしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

■ 無垢の良さを引き立てるには、同じ部屋に3種類以上の樹種(木の種類)を使わないほうが良い。
■ 注文住宅で木の家を建てるとき、空間に合わせた家具をオーダーするとインテリアに統一感が生まれる。
■ デザイン性と実用性のある北欧家具や雑貨は、木の家のインテリアに馴染む。

 

実際に丸清にオーダーいただいた家具の一部を以下でご紹介しています。

天竜杉のテーブル納品

日本の伝統建築 竹の雨樋(by丸清)

耐久性抜群! 人気のウッドフェンス(丸清)