丸清が内壁標準仕様でお世話になっております、株式会社プロホーム・大台のエスタコウォール。
本日はその性能や会社の理念について、代表取締役 神戸中様へ聞いてみました!
Q エスタコウォールがより日本の気候風土に適しとありますが、具体的にどのようなことにところが日本の気候・風土に合っているのか教えてください。
A エスタコウォールはヨーロッパ伝統の塗り壁材で、良質な大理石が主原料の自然素材となっております。
吸放湿性能・放蓄熱性能・耐久性能などは日本の一般的な漆喰や珪藻土の優れた性能部分を合わせた品質となっており、体にもやさしい塗り壁材です。
例えば、外壁に使用した際、添付資料の遮熱実験をご覧いただいてもお分かりいただける様に、エスタコウォールの外装材は真夏のように大気温度が高い場合は壁面に受けた熱を遮熱します。室内に使用した際も同じで、遮熱効果により冷暖房の効率も上がります。そのため、日本の高温多湿な気候風土に適しております。
珪藻土、日本の漆喰、エスタコの違いを簡単に説明すると、珪藻土より調湿性は落ちるが、日本の漆喰より調湿性は高い。珪藻土よりアルカリ性は高く日本の漆喰よりアルカリ性は低い(高すぎるとボードに直接塗りつけが出来ないので、わざとアルカリ性を落としている)ので調湿性、アルカリ性とも珪藻土と日本の漆喰の中間的で使いやすい素材となっています。
Q ホルムアルデヒドを吸着するということですが、詳しく教えてください。
A エスタコウォールはシックハウス症候群の原因といわれているホルムアルデヒドを吸着します。
空気中の二酸化炭素との化学反応により、長い年月をかけて石灰石(大理石)にもどっていきます。そして、一般には、エスタコウォールが石灰石にもどるまで100年とも言われておりますが、その間はホルムアルデヒドを絶えず吸着し、再放出しない効果が期待できます。
Q 殺菌効果やインフルエンザウィルスに対して効果はありますか?
A エスタコウォールは、アルカリ性のため殺菌効果があります。
例として、鳥インフルエンザや狂牛病が発生した際、大量の石灰(エスタコや日本の漆喰の主原料)を撒くことでもおわかりいただける様に、エスタコウォールのアルカリ性に、殺菌効果が期待できます。
Q ホコリが溜まりにくいという事どういうことでしょうか?
A エスタコウォールは静電気を発生させないため、空気中のホコリが壁面に付着する事によるホコリの溜まりにくさの効果があります。
Q 防虫効果やカビの抑制効果などについてもお聞かせください。
A エスタコウォールがアルカリ性のため、殺菌効果があり、一般に弱酸性が最適な繁殖環境といわれているカビの発生を抑制します。また、虫をまったく寄せ付けないわけではありませんが、アルカリ性による防虫効果が期待できます。
Q お客様の声で心に残ったもの等ございましたら教えて頂きたいです。
A エスタコウォールの調湿効果で、夏の蒸し暑い時期にとても快適で、お家に入ると涼しく感じるとか、お家の中で、焼肉をした翌日の室内の臭いがかなり減ったとか、築10年なるけど、クロスの様に継目がないので、新築同様とか、キズが付いても直しやすいなどなど、沢山いただいております!!
Q 最後に、製品に対する思いや、会社の理念など教えていただけたらと思います。
A エスタコは、商品を販売する為に開発した商品ではありません!!
お客様に喜んで頂きたいという事で開発し、弊社の住宅において全棟、全室、標準仕様として使用している塗り壁です。思いを書き出すと止まらないので、今度、御社にお伺いした時に沢山お伝えしたいと思います。
いかがでしたでしょうか?エスタコウォールの事、少しでも知っていただけたでしょうか?
エスタコは、商品を販売する為に開発した商品ではありません!!お客様に喜んで頂きたいという事で開発!と言い切られる代表取締役 神戸中様。
弊社へお越しいただいた際は、更に突っ込んだ内容でQ&A頂き、皆様にご紹介できたらと思います。
他にも内壁について知っておきたい石膏ボードについて以下の記事でご紹介しています。