2019.03.22   2021.10.25

耐震って? 制震って? 免震って? 大まかに説明してみますと……

みなさん、「耐震」「制震」「免震」という言葉、良く目にしませんか?
それぞれ地震の揺れに対する建物の構造に考え方です。
大まかに説明します!

「耐震」
建物自体を頑丈にして揺れに耐える構造です。
今は法律で一定の耐震強度が義務付けられていますので、ほとんどの住宅に採用されています。
ただ、「人が避難できるよう、建物が倒壊しないこと」が目的で、揺れを軽減する仕組みはありません。

よって、繰り返しの地震ではダメージの蓄積によって大きな損傷につながることがあります。

「制震」
ダンパーなどの制震装置や部材を要所に設け、地震の揺れを吸収・軽減する構造です。
建物を固めるというよりは、建物に粘りをもたせて振動を抑える考え方です。

建物の揺れが小さくなるので、損傷を少なくするメリットがあります。

「免震」
建物と基礎との間に免震装置(ゴム等)を入れることで、地震の揺れを直接伝えない構造です。
制震構造よりも揺れを大幅にカットできるとされていますが、台風や津波、垂直方向の揺れには特別強くありません。
建築コストは、3工法のなかでは最も高く、装置の定期的なメンテナンス費用も必要になります。

 

丸清の注文住宅では、「耐震」と「制震」の合わせ技で地震対策を考えています。

耐震構造としてはでは「許容応力度設計」という詳細な構造計算に基づいて骨組みや壁の配置を計画し、

制震構造としては建物の傾きを軽減し、建物の損傷を少なくする制振ダンパー「ダイナコンティ」を採用しています。

頑丈さとしなやかさを併せ持ったイメージですね!

こちらダイナコンティを作成されている 株式会社オーディーエム様のサイトです。参考にどうぞ!
http://www.odm-inc.jp/