2012.12.05   2019.01.29

丸清施工  東大和清水 TIP構法

着々と木工事が進み、外部下地が貼られました。

弊社オススメ仕様の一つである『TIP構法』。
大きな特徴は2つ。

①耐震性
耐震実験をもとに開発された耐震構法 で、構造力学の原理を活用して
耐震性能を倍増させた在来軸組構法です。

こちら上棟まもないO様邸。

そして『TIP構法』の外壁下地を貼っていくと・・・

斜め45度で貼ることによりはるかに強度が増します。
さらに・・・

筋交いの端部にガセットプレートを取り付けることで
トラス構法とラーメン構法を併用することになり、
耐震性能が著しく増大します。

②通気性
斜めに張られた木ずり板の間に隙間があるので、
壁体内の空気が移動しやすくなります。
あたためられた空気はこの隙間を通り床下から小屋裏へぬけるので
夏は壁体内を冷ましてくれるのです。
また、構造材が常に空気に触れた状態になるので、木も呼吸ができ耐久性も向上します。

外壁全てが木ずりで覆われました。
工業製品や接着剤を多く含む合板を使用せず、
間伐材を積極的に活用することができる『TIP構法』。
無垢の構造材の良さを生かし、更に間伐材も有効活用できる。
また無垢の材を使いながら耐震性も高められるということで
弊社オススメの外壁下地なのです。→日本TIP建築協会