2017.12.18   2019.01.25

無垢の床の自然治癒力を生かしたお手入れについて(by丸清)

みなさんこんにちは!

今年も残すところ、あと10数日となりました。

いろいろと忙しい時期だと思いますが、寒い日が続き、風邪も流行っていますので、お体お気をつけください。

年末といえば、大掃除をされる方も多いと思いますが、無垢の床のお手入れについて、少しお話させていただきます。

まず、無垢の床はお手入れが大変。傷やシミがついてどうしようもなさそう。といったイメージを持っている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 まずは、無垢の床を浸透性の塗料で仕上ることをおすすめします。  浸透性塗料とは、木材の内部に浸透して保護する塗料のことです。 ウレタン塗装などのコーティング系塗装のように表面に硬い塗膜が形成されないため、肌触りや質感は木そのものです。無垢の床の特性を活かした塗料だといえます。

また、無垢の床の少々のへこみは、濡れ雑巾などをへこみの上に一晩置くことで元に戻る場合があります。つぶれてしまった木の繊維は水分を含ませると元の形に戻ろうとします。 自然治癒力がある無垢ならではのお手入れ方法なのです。 次に、通常のお手入れは、乾いた雑巾で拭き、落ちにくい汚れの場合は固く絞った雑巾で拭いてください。

そして、半年に一回程度、天然ワックスにてメンテナンスすることをおすすめいたします。 浸透性塗料で仕上げたフローリングは、お手入れをしないからといって、割れたりしてくるわけではありません。しかし、木材に浸透している塗料は、お住まいになっていくうちにとれてきますので、定期的に再塗装を行い、保護力を高めてあげましょう。そうすることで、汚れをつきにくくし、色、ツヤが蘇って、より無垢の床を長く美しく保つことができるようになります。

何より、定期的にワックスや塗装をしてあげることで、より愛着のある家の床となるのではないでしょうか!!

無垢のフローリング by丸清