2011.11.23   2019.01.29

丸清住宅 東村山市萩山町 その3 立上がりコンクリート打設

こんにちは!河内です。

後日です。この日は立ち上がり部分のコンクリート打設をしました。


鉄製の型枠が運び込まれました。


型枠の内側には、コンクリート離型剤(潤滑油を基材とした油)が塗布してあります。コンクリートが固まって型枠を外す際に、剥がれやすく、また基礎の表面を滑らかに仕上げるためです。


矢印の長いものは地震の時に柱が土台から抜けないようにするホールダウン用アンカーボルト、短いのは基礎と土台を連結させるアンカーボルトです。


型枠とアンカーボルトの設置が終わり、コンクリートが打設されます。10坪程と小さめですので、「ネコ」と呼ばれる一輪の手押し車で運んで流し込みます。(「ネコ」の由来を調べて見ましたが、いろいろありすぎてどれが正解かわらないので、ここでは触れません…。)


レベル出しの基準となるビスを置いて行きます。次の工程で、基礎立上りの天端(てんば:立ち上がり部分の上端のこと)を水平に仕上げる基準に使用します。

この後、「天端レベラー」(流動性のあるモルタル)を施工します。流動性が高いので自ら平らになる資材です。建物の水平はこの作業で決まりますので、大変重要な作業です。