2022.04.19

「土地ありで家を建てる」としたら費用はどのくらい?

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家を新築するときの「費用」って、皆さんはどんなイメージをお持ちですか?
建売住宅の場合は「新築一戸建て○千○百万円!!」などと広告などでよく目にしますが、もちろんこれは土地代も含まれた価格です。
注文住宅の場合は、すでに土地を持っているのか、土地から購入するのかで、かかる費用にも違いがあるなど、少しわかりにくい印象がありますよね。
丸清では、土地探しを含めて予算に応じた家づくりをご提案していますが、「今住んでいる家を立て替えたい」「土地は自分で探して家だけを建ててもらいたい」といったお客様もいらっしゃいます。

そこで今回は、土地の取得費用を抜きにして、純粋に「家を建てる費用」のお話しをしたいと思います。
土地ありの方だけでなく、土地なしの方も知っておくと役立つ情報なので、最後までお読みくださいね。

よく聞く「坪単価」って何のこと?

建売住宅の場合、土地と建物すべてが含まれた価格が提示されています。
では注文住宅の場合はどうでしょう?
住宅メーカーのホームページや広告では「坪単価○○円〜」という表現方法が一般的です。
この「坪単価」とは一体何を表しているのかを知っておきましょう。

一般的に注文住宅の坪単価は、1坪(約3.3㎡)あたりの建築費(本体工事費)で算出します。
ですが、住宅メーカーや工務店によって「本体工事」の捉え方が異なる場合もあります。
表示された坪単価だけが「家を建てる費用」と考えてしまうと、他にも必要なコストがあって、結果的に数百万円の差異が出てしまうこともあるので注意が必要です。

坪単価を目安として確認しつつも、事前の相談や打ち合わせでは「坪単価は何を指しているのか、総額でいくらかかるのか」を明確にしておくことが大切です。

家を建てるのに必要な3つの費用

ではもう少し具体的に「家を建てる費用」について、その内訳を見ていきましょう。
家を建てる費用に含まれるものは、大きく本体工事費、別途工事費、諸経費の3つになります。

家を建てる費用=本体工事費+別途工事費+諸経費

1.本体工事費

家そのものを作るための工事費が「本体工事費」です。
「建築坪単価」と表現されている費用が、この本体工事費にあたります。

一般的に本体工事費には、基礎・土台~構造体、外装・内装、キッチン・浴室・トイレ等の設備と、建物を建てる為に必要な人件費などが含まれます。

2.別途工事費(附帯工事費)

主に解体・外構・造園・屋外設備工事費・冷暖房等の工事費用など、建築工事費に含まない費用がこれにあたります。
簡単に言うと、実際の生活に必要なものを揃えるために行う工事です。

3.諸費用

住宅ローンの手続きにかかる費用や保険料などの負担金です。

工事に関する費用では、概ね「本体工事費用」が7〜8割と、「別途工事費用」が2〜3割となります。

土地から購入する場合には、これらの費用+土地代がかかるということになります。

「家を建てる費用」の相場ってどのくらい?

では「土地あり」として、家を建てるには、具体的にどのくらいの費用が必要なのでしょうか。
もちろん建物の広さや構造、仕様によって違いはありますが、どのくらいの費用が一般的なのか気になるところですよね。

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住宅金融支援機構の統計によると、住宅面積の全国平均は約125.8平方メートルで、建築費は約3,454万円だそうです。

広さや建築費については地域によって多少違いがあるものの、およそ130平方メートル(約40坪程度)の家を建てる費用としては、3,000万円台前半くらいが目安と捉えることができます。

40坪の家というと、大人4~6人程度に向いた広さで、子どもが小さいうちは、ちょっと余裕を持って生活できる、平均的な住宅より少し広めの家というイメージでしょうか。

予算によって違いが出る!家を建てる費用

家を建てる費用の相場感は3,000万円台前半くらいだとわかりましたが、収入やライフプランによって家づくりにかけられる予算はそれぞれ違いますよね。

同じ広さで同じ条件の土地に家を建てるにしても、住宅メーカーが提示する最小限の仕様と、細部にこだわった仕様まで、プランと費用には幅があります。
つまり、家を建てる費用は、かけられる予算によって変わってくるということになります。

丸清では、お客様のご予算、ご希望など諸条件に合わせた上で、住みやすい自然素材住宅のご提案をしています。
例えば、できるだけ費用をかけずに家を建てたいと言う場合には、基本の仕様以外はシンプルにするなど工夫が可能です。
また、「これだけは譲れない」というこだわりポイントをお持ちの場合は、それを中心に置きながら、家づくりのプランをご提案、費用を算出していきます。

このように、何を基準にするかで、家を建てる費用は変わります。

今回は「土地ありで家を建てる費用」として、家づくりのコストにスポットを当ててみました。
注文住宅の一般的にかかる相場を知った上で、予算や資金計画など我が家のライフプランを見直してみることも大切かもしれません。
もちろん、土地があってもかかる費用、土地を譲り受けたら発生する税金など、土地ありだから「家を建てる費用だけでいい」わけではありません。
そのあたりは、次の機会にお伝えしたいと思います。

安心して暮らせる心地よい「自然素材の家」をご提案する丸清では、土地を持っている場合の家づくり、土地探しからの家づくり、どちらの場合でも、資金計画から暮らし方の提案までトータルでサポートしています。
どうぞお気軽にご相談くださいね。

まとめ

  • 注文住宅の坪単価は、1坪(約3.3㎡)あたりの建築費(本体工事費)で算出する。
  • 家を建てる費用は、本体工事費・別途工事費・諸費用に分けられる。
  • 家を建てる時に頭金、購入諸費用、入居諸費用などの自己資金が必要。
  • 約40坪の家を建てるのにかかる平均的費用は、3,000万円台前半くらい。
  • 使える予算や仕様によって、家を建てる費用は変わってくる。

ほかにも家を建てる費用について、下記のブログもご覧ください。

注文住宅で無垢の家 価格は本当に高い?

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