2021.12.18   2022.01.19

自然素材の家におすすめ!ペレットストーブでエコ暖房

冬が近づいてくると気になる「暖房」のこと。
最近では高性能で足元まで温まるエアコンもありますが、やっぱりストーブから伝わる炎の温もり、いいですよね。
自然素材の家を建てるなら、北欧のような薪ストーブのある暮らしが憧れ!という方も少なくないと思います。
とは言え、薪ストーブはコストもメンテナンスもちょっとハードルが高め。
そんな皆さんにおすすめしたいのが、エコな自然エネルギーを活用した「ペレットストーブ」です。
今回は、そのペレットストーブについてお話ししましょう。

ペレットストーブとは?

燃料に木質ペレットを使用する暖房機器のことを「ペレットストーブ」と呼びます。
本体に燃料であるペレットを貯蔵するためのタンクが内蔵されていて、電源を使用して少しずつペレットを燃焼室へ送り出す仕組みです。
排気をファンで強制的に屋外へ排出するので、薪ストーブと比べて煙突の立ち上げについての設計が容易でコストも低めです。

ペレットストーブは、スウェーデンなど北欧にメーカーがあり、欧米各国で普及していましたが、日本でも1990年代後半頃から製造が始まり少しずつ広まってきました。
これに伴って、燃料である木質ペレットも、手に入りやすくなっています。

自然エネルギー「木質ペレット」について

ペレットストーブの燃料である木質ペレットは、間伐材や木屑・廃材等を再利用して作られる木質バイオマス燃料(=リサイクル燃料)です。
木材を破砕して粉状にした後、乾燥・圧縮して円柱状に固めますが、100%木のみを原料とし、接着剤等の添加物を使用していないことも特徴のひとつです。

木質ペレットは、森林資源を有効に使えるだけでなく、原料を国内で調達できるなど、エネルギーの自給自足を可能にするため、日本でも利用の促進が始まっています。
自治体が、ペレットの購入に対して、補助金制度を設けるケースも増えています。

ペレットストーブでカーボンニュートラル

ストーブで木質ペレットが燃焼する時に排出されるCO2の量は、もともと木が成長する上で吸収するCO2の量と同じ量です。
ペレットストーブの煙から排出されるCO2は、植樹された森林や植物が光合成の過程で吸収されるため、トータルすると大気中のCO2量はプラスマイナス0になります。
このように、余分なCO2を排出することがなく、地球上のCO2を増やさない仕組みを「カーボンニュートラル」と呼びます。
地球温暖化問題が深刻化するいま、エコやクリーンな活動の一環として、木質リサイクル燃料を利用するペレットストーブが、地球に優しい暖房システムとして注目されるようになりました。

ペレットストーブの魅力

ここまでで、ペレットストーブが、環境に優しいエコな暖房システムであることがわかりました。
では、その他にどんな魅力があるのでしょうか?

炎の持つヒーリング効果

ペレットストーブなら、燃える火を間近で見ることができます。
炎の揺らぎには、「1/f(エフぶんのいち)ゆらぎ」と言われる、人をリラックスさせたり癒したりする効果があります。

遠赤外線効果で部屋中暖まる

遠赤外線で、室内の空気だけでなく、壁や床まで暖めるペレットストーブ。
部屋全体がやわらかな温もりに包まれ、心地よさが広がります。
遠赤外線の作用で、身体の芯から温かく感じることも特徴です。
火を落とした後にも、ストーブ自体の熱が空気に伝わるため、室温が急激に下がることがありません。

お部屋の空気を汚さない

ペレットストーブは燃料が燃える時の嫌なニオイが無く、排気もスムーズです。
灯油やガスストーブのように過剰な水蒸気が発生しないので、結露の発生も抑えます。

省エネで家計に優しい

天然の燃料である木質ペレットは、化学物質を含まない木材資源から作られた自然エネルギーです。
燃料効率も良く、燃費は石油の8割程度とも言われています。
また、木質ペレットは石油のように価格変動に左右されず、安定した価格で継続的に手に入ります。

どうする?ペレットストーブの設置

ペレットストーブの使用には、設置工事が必要です。
最近では「ペレットストーブ専門店」などもあり、設置工事も合わせて行う販売店がほとんどですが、新築住宅やリフォームの際に、住宅メーカーがコーディネートするケースもあります。

ペレットストーブは、一般的な戸建て住宅なら、部屋でも玄関でも、比較的置き場所を選ばず、特別に揺れやすいなど床面でなければ、床の補強も必要ありません。
※ 特有な条件により設置不可能な場合もあるので、必ず事前に設置場所の相談は必要です。

住宅建築後に設置することも可能ですが、給排気管の設置などもあるため、新築でペレットストーブの導入をお考えなら、あらかじめ住宅メーカーに相談して計画に盛り込む方が安心でしょう。

丸清では、家を建てるお客様に、自然エネルギーのペレットストーブをオプションでご提案しています。
ペレットストーブの種類や機能、大きさ、最適な置き場所など、快適な家づくりプランの一部として、お客様と一緒に考えますので、お気軽にご相談ください。

ペレットストーブのある暮らし

北欧発祥ということもあって、自然素材の木の家に良く馴染むデザインが多いペレットストーブ。
空間の一角に置かれているだけで、室内がグッとセンスアップします。
また、最近ではモダンなスタイルの機種、コンパクトなものなど、生活スタイルに合わせてバリエーションも増えています。

自然素材の家は、人と環境に優しいことが大きな特徴です。
今回ご紹介した「ペレットストーブ」も、人と自然に優しい暖房システムという点で、基本的には共通しています。
国産の「自然木」にこだわる丸清は、木をひとつも無駄にしない理想的なペレットストーブに、いち早く着目してきました。
今後さらに重要となってくる「カーボンニュートラル」な暮らし方として、ペレットストーブも選択肢のひとつだと言えそうです。

まとめ

  • ペレットストーブとは燃料に木質ペレットを使用する暖房機器のこと。
  • ペレットストーブは薪ストーブよりも設置工事が容易でローコスト。
  • 木質ペレットとは間伐材や木屑・廃材等を再利用して作られるリサイクル燃料のこと。
  • ペレットストーブの煙から排出されるCO2は、植樹された森林や植物が光合成の過程で吸収するので、地球上のCO2を増やさない。
  • ペレットストーブには環境に優しいだけでなく、暖房効率UPや省エネ、癒しの効果もある。
  • ペレットストーブは比較的場所を選ばず設置が可能。

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