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お客様の声

この場所で、家族みんなで思い出を育んでいくのが楽しみです。

日野市 T様  

子供たちにとって、思い出が
溢れるような場所を作りたいーー
そんな想いからマイホームを
建てることにしたT様ご夫婦。
家族4人の笑い声が響く、
心地のいい我が家ができました。

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―家づくりのきっかけから教えてください

奥様:
自分の子供の頃を振り返ってみた時に、場所と記憶がしっかり結びついているなと思ったことがきっかけでした。リビングで家族みんなと過ごしたなとか、祖父母の家で遊んだなとか、場所の一つ一つに思い出があって、普段は忘れてしまっていても、その場所に身を置くことで思い出される記憶がある。子供達もいつか大きくなって家を出ていくと思うのですが、帰ってきた時に幼少期の思い出が蘇るような場所を作ってあげたいなという気持ちが湧いてきたんです。それならば、子供たちが小さいうちに早く家を建てたいと思いました。

ご主人:
それで最初は建売をあちこち見に行ったのですが、どうもしっくりくるものがないな…という感覚があって。それに、せっかく高い買い物をするのであれば、自分たちが納得する形にしたいなと、注文住宅にすることにしたんです。

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吹き抜けで、開放的なリビング(左)。リビングのアクセントは、立派な梁。和風な雰囲気にもマッチしている(右)。

―工務店探しはどのようにしたのでしょうか?

ご主人:
ネットで調べました。注文住宅にすると決めてからはYouTubeを活用しながら耐震性はもちろん断熱性や気密性のことも勉強して。そういった技術面にも長けている工務店に絞り込みながら、住宅展示場やモデルハウスにも足を運びました。

奥様:
でもモデルハウスって、当然ですが、工務店やハウスメーカーができることを最大限盛り込んで造られています。正直、いいなと思った家はいくつもありました。でも、現実的には、“標準仕様”の中で限りある予算の中で納めなければならない。実際に完成した家が、モデルハウスのそれとは大きくかけ離れていると感じることもありました。もちろん、自分たちのこだわりを詰め込んだ家には違いないのですが、私たちのイメージしている家を建ててもらう近道は、使用している素材やテイストを含め、標準仕様が理想としている家に近いかどうかではないかという考えに至りました。

ご主人:
情報収集する中で丸清さんを知って、実際に建てた方のお宅を訪問できる見学会があったので参加させて頂きました。そうしたら、無垢材や漆喰をはじめ、標準仕様で盛り込まれているものがまさに求めていたもので。こちらにお願いすればイメージ通りの家を建てられるんじゃないかと思えたこと、加えて高機能住宅に取り組まれていたことも後押しになって、丸清さんに依頼することを決めました。

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家族4人の定位置だというリビングは、お子さんたちが走り回れるほど広々。

―家を建てるにあたり、こだわったポイントはどんなところでしょう?

ご主人:
子供達もまだ幼いですし、シックハウス症候群の原因となる化学物質をできるだけ使用しない家にしたいという思いは当初から持っていました。その点、丸清さんは主に天然の素材を使用しているので安心感がありましたね。

奥様:
デザイン面では、和の要素を取り入れたいというのが夫婦揃っての希望でした。以前の住まいが和風の賃貸マンションだったのですが、落ち着くので気に入っていたんです。そこで新居もアクセントに縦の細格子を取り入れ、1Fの壁は薄い栗色を選んだり、玄関を洗い出し仕上げにしたりと全体的に和の要素をちりばめました。

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室内の随所に格子を採用し、統一感を持たせた。

―特に気に入っている場所はありますか?

ご主人:
私は土間とテラスですね。土間はウォークスルーにして動線のよさを確保。奥をクローゼットにすることで、収納力もしっかりキープしました。テラスのほうは子供たちが遊べる場所にしたいので、これからさらに充実させていきたいなと思っています。

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玄関(左)を開けると、家族4人が横並びで準備できるほど広々とした土間(右)で、奥は靴やコート類を収納できるクローゼット。土間は、奥様もお気に入りだという洗い出しで仕上げた。

奥様:
テラスは目隠しに縦の細格子を取り入れてもらったのですが、一本一本の幅とそれぞれの間隔にかなりこだわりました。圧迫感はないけれど中は見えないようにしたいし、光も入るようにしたかったのですが、それがなかなか難しくて…。道端を歩いていて、いいなと思う細格子を見かけたら、幅を測っていたほどです(笑)。格子の間隔や背丈など設計士さんには何度も相談をさせてもらい、行きつ戻りつしながら最終決定をしたのですが、仕上がりにはとても満足しています。

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奥様:
それから、家事もだいぶ楽になりました。子供達がまだ幼いので洗濯物がとにかく多いのですが、ランドリールームに乾太くんを設置したほか、テラスにも直接出られるようにしているので、洗濯物を洗って乾かすという流れがスムーズです。

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奥様:
また、キッチン脇に作業机を作ってもらったのですが、壁にプリンターとの接続コード類を通すための穴をあけてもらったのもよかったです。些細なポイントですが、配線がすっきりしました。

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キッチンの脇には、在宅勤務の際に便利な作業用デスクを造作(左)。デスクに置いたPCと、プリンターを設置している棚とを繋ぐためのコードの通り穴(中央、右)。

―入居されて3ヶ月ほどですが、住み心地はいかがでしょうか

奥様:
結露がまったくないのが快適です。漆喰の調湿効果もあるのでしょうか、気密断熱性の高さを感じています。

ご主人:
引っ越したばかりの3月はまだ寒い日もあって、暖房を入れたこともあったのですがだいぶエアコンの効きがいいなと感じました。高気密高断熱は、結果的に、光熱費を抑えることにも繋がりますよね。リビングダイニングは吹き抜けを大きく取っていますが、一階は一台のエアコンとサーキュレーターで充分涼しいのも嬉しいです。
それから、これは住み心地に直接は関係ないのですが、家を建てる前に静岡県の天竜にある丸清さんの宿泊型モデルハウスに滞在して、丸志木材さんも見学させてもらったことがありまして。運よく我が家に使う木材を加工しているタイミングだったので、家族みんなで木に落書きをさせてもらったんです。

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奥様:
家の構造に使われている木材なので表から見えるわけではないのですが、家族みんなで絵を描いた木が我が家のどこかに使われていると思うと、やっぱりうれしいですね。大切な思い出になりました。

―最後に、これから丸清で家を建てようと思っている方へのアドバイスをお願いします

ご主人:
自分たちがどういう家を理想としているのか、ディティールまで明確にさせておくことが大切だと思います。素材はどんな色で、どんな質感のものを使いたいのか、白といってもどんな白にしたいのか…そういった細かい部分まで落とし込んで考えたことは、設計士や担当営業さんに伝える際に活きてきたと思います。拙い説明であっても、言葉や例えを変えたり、写真を見て頂いたりすると、こちらの意図していることを理解しようとして努めて下さいます。取り入れたい要素を集めたり、ディテールを明確化させることは、好きなものを集めるだけかと思いきやなかなか骨の折れる作業でもありましたが、そうした好きを集めることが、結果的に思い描いていた家に近づく工程だと思うのでお勧めです。