人生は一度きり。自分の好きな家をつくりたい。
西東京市 M様

「建築好きの私の『こういう家にしたい』を実現してくれました。」とお話ししてくださったM様。
二世帯住宅の広さを持て余し、実家の建て替えを決意されたのは68歳の時。
新しい家に暮らしを合わせるのではない。
自分達の暮らしに合わせた家づくり。
こだわりは語りつくせない。
「どこもかしこも気に入っている」という自慢の家が叶いました。
―家づくりのきっかけを教えてください
私は、この土地で生まれ育ちました。結婚して一度実家を出ましたが、子どもが産まれたことを機に改築した二世帯住宅に長年暮らしていました。
両親が亡くなり娘たちも巣立つと、夫婦2人暮らしになり、二世帯住宅の広さ、2つもある水まわり、庭の手入れなど、それまで気にならなかったことがだんだん負担になりまして。
「このまま広すぎる古い家に住み続けるより、建て替えたほうがいいんじゃないか」。
しかし、そう考えたのが68歳のとき。建て替えるとなると資金面など様々な問題が出てきます。
ただ、人生は一度きり。これから10年、15年…と暮らしていくことを考えたとき、古くて広すぎる家のストレスを抱えながら暮らすより、最後にもう一度、自分の好きな家をつくりたい。
そこで50坪あった土地を半分売り、その売却代金を残った25坪の土地の家づくりに充てて、建替えをすることを決意しました。

―どんな家を建てたいと思われましたか?
最初から「自然素材の家を建てたい」から入ったわけではありません。自分が好きな住宅の雰囲気や空間を実現したい、というのが一番でした。
もともと私は建築物や住宅が大好きで、何十年も前からいろいろな建築を見てきました。
若い頃は建築家の安藤忠雄さんのようなコンクリートの建築に憧れていました。
でも年齢を重ねるにつれて、住宅に求めるものも変わり、いろいろな住宅を見ていく中で、建築家の中村好文さんのつくる家がすごくいいなと「この雰囲気の住宅をつくりたい」というイメージが強くなりました。

さらに今まで夫婦2人でどんなふうに暮らしてきたのかを考えて、その生活そのものを新しい家に落とし込みたいと考えました。それぞれの居場所を大切にした「これまでの暮らし」を、新たな25坪に収めていければと思いました。

―丸清のことは、何で知りましたか?
自分が好きな住宅のイメージを実現してくれそうという観点で工務店を探しました。
中村好文さんのような住宅の雰囲気をつくってくれそうな会社として、いくつかの工務店に相談をしました。ショールームを見たり、話を聞いたりしながら、自分のイメージに合うところを探していき、丸清さんも、その中の一社として出会いました。

―丸清に決めた理由はなんだったのでしょうか?
相談をしていく中で、丸清さんなら自分が求めているイメージを実現してもらえそうと感じました。そして「自分がやりたいこと」に対して、一番コストパフォーマンスが高かったことかなと思います。
造作のキッチン収納、吹き抜けなど、やってみたいことが多かったので「やりたいことを追加しても、すべて実現できるんじゃないか」とシミュレーションができたことも大きかったですね。
自然素材については、最初からそこを重視していたわけではありません。自分が好きな住宅の雰囲気を追い求めていった結果、自然素材を使った丸清さんの家にたどり着いた、という感覚です。
―設計相談中や建築中に印象に残っているエピソードはありますか?
建築や住宅を見るだけでなく、設計するのも好きで、実は住宅設計のCADでこれまでにもデータ上では何十軒も家をつくってきました。自分で間取りを考えて、パースをつくったりしながら、「こういう家にしたい」と考えるのも好き。
それもあって、最初に提案してもらったプランを7割ほどひっくり返してしまって。せっかく設計してもらったプランを大きく変えるわけですから「嫌なことをしちゃったかな」とドキドキしました。でも嫌な顔一つせず私の案をもとに、実際に建てられる形へとブラッシュアップしてくれたんです。
造作のキッチン収納も、自分で寸法を考えて図面を描き、「この大きさの冷蔵庫を入れて、電子レンジやトースターはこう置きたい」と具体的に伝えました。細かな構造はプロに任せながら、自分のイメージを一つひとつ形にしてもらいました。

「何でもやると言ってくれるけど、本当に大丈夫?」と思うこともあったくらい、要望をきいてくれましたね。
自分の「こうしたい」と、「どうすれば実現できるか」を組み合わせてもらったから、この家ができたと思っています。

―お気に入りの場所はどこですか?
正直、すべて気に入っていますよ。どこにいても気持ちがいいです。
その中でも、特に気に入っているのは、ダイニングの前にあるガラスや吹抜けです。

このガラスは、実際に暮らし始めてから「こんなに広く感じるんだ」と驚きました。壁があるのとガラスになっているのとでは、空間の広がりが全然違う。ダイニングに座って見ると、実際の床面積以上に奥行きが感じられます。油ハネも気にならないし、見た目にもすごく心地いいですね。

吹抜けも、上から光が入ってくるので、家全体が明るく感じます。
また、南側は前面道路で遮るものがなく、光や風、景色を活かせる場所だったので、それを最大限に活かせるように間取りを考えました。
建築物を見るときに「どこから光が入るか」「風がどう流れるか」「どんな景色が見えるか」をチェックしています。家づくりでもその面はかなり意識しました。
―家を建てる前と後で、暮らしにどんな変化がありましたか?
家づくりの際に、これまでの生活パターンを考えてプランをつくったので、「暮らし方そのもの」は変わっていません。
例えば、妻はダイニングでテレビを見たり、家事をしたり、時々ソファで休憩をする。私は2階で本を読んだり、パソコンをしたり、工作をしたり…。

以前住んでいた約50坪の二世帯住宅は、夫婦2人で実際に使っていたのはその半分の25坪。その生活を、新しい25坪の家にそのまま移していきました。
だから「暮らしが変わった」という感覚はまったくなく、細かなストレスがなくなって「ひたすら快適になった」という感じですね。
慣れ親しんだ今までの生活スタイルを、より快適で心地よい形にできたことが、この家の一番いいところだと思います。
―木や自然素材の良さを感じることはありますか?
床も壁も、空間全体が心地いいです。どこを見ても木があって、素材そのものの風合いを感じられるのは、やっぱり気持ちがいいですよね。
ただ、まだ入居して1カ月ほどなので、本当の良さが分かってくるのはこれからだと思っています。
冬になったら「ああ、暖かいな」と感じるかもしれないし、季節が変わっていく中で、自然素材の良さをもっと実感するのかもしれない。
それから、木はいい意味で経年変化していくものですから、その変化を見ていくのも楽しみですね。

―最後に、これから家を建てる人たちへメッセージをお願いします。
「家を買わなきゃいけない」「家を建てなきゃいけない」という理由だけで建てる方もいますが、家を建てると決めているのであれば、まず「家を好き」になってから建てたほうがいいと思っています。
いろいろな本を読んだり、実際にいろいろな建物を見たり、知識をつけて、自分の目を肥やしていく。
そうすると、自分がどんな家をつくりたいのか、何を大切にしたいのかがわかってきます。
もちろん、工務店さんに全部お任せしてうまくやってもらうという方法もあるし、それが合っている人もいますが、せっかく注文住宅を建てるのであれば、自分なりのこだわりを持って、工務店と一緒につくってみるのがおすすめです。
そうすれば、完成した家は「誰かにつくってもらった家」でも「買った家」でもなく、自分と工務店が一緒につくった本当の意味での「自分の家」になるんじゃないかなと思います。


