2011.11.11   2023.10.08

丸清施工 木巧木好な家 東村山市萩山町 地縄張り~配筋

木巧木好な家住宅部の河内です。

東村山市萩山町にて新築工事が始まりましたので、レポートしてまいります!

木造平屋建て、10坪程の新築工事です。
弊社「木巧木好(もこもこ)な家」標準仕様で施工されます。

● 地縄張り

これから建てようとする建物のおおよその位置を確認するために縄を張る「地縄張り」で建物の配置確認を行います。工事着工の最初の作業です(この前に地盤調査後、必要であれば地盤補強工事を行います)。地鎮祭を行う場合はこの後になります。

● 遣り方(やりかた)

遣方杭と呼ばれる杭を打ち込み、水貫と呼ばれる板をレーザー式の水準器を使用しながら水平位置に打ち付けていき、斜めに筋交い貫を打ち付けて支えます。この方法で建物の外周部に囲いを作ります。

この水貫(水平に貼った板)と水貫の間に水糸とよばれる糸を張って、基礎の中心線を記していくのです。
遣り方は水平位置だけでなく基礎の高さの基準も出す作業です。見かけは簡単なモノに見えますが、とても大切な作業なのです。

このあと、基礎が埋まる部分の土を掘リ出す「根伐(ねぎり)」が行われ、基礎を支える栗石(ぐりいし)や砕石を敷き突き固める「地業(ちぎょう)」という作業を行います。

地面からの湿気を遮断する防湿シートを敷き、基礎の立ち上がり部分にあたる外周部分に「捨てコン」と呼ばれるコンクリートを打ちます。

遣り方を基準に建物のラインを引く墨出しを行い、基礎型枠を設置し、鉄筋を配筋していきます。

このあと、検査機関による配筋検査を受けたら、耐圧盤(地盤面全体に施工する基礎)のコンクリートを打設していきます!