2012/04/14

丸清プレゼンツ 天竜美林見学ツアー無事終了!

こんにちは ふるやま です。

先週は弊社の母体である、静岡は天竜にある製材所へ行って参りました。

目的は
『天竜美林見学バスツアー』

ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました!
社員一同 心より御礼申し上げます。

林業・製材業の現場を見学し、植林体験をするというこの企画。
今回で3回目になりましたが、雨の天候をうまくくぐり抜け
全てのスケジュールを滞りなく成し遂げ帰って参りました!

メインイベントの植林体験の様子です。


こちらが杉の苗木。
植林の流れを説明してれたのは工場長の川嶋さん。


さてさて、まずは昨年植林した苗木の中で
鹿に食べられ枯れてしまった苗木を抜く作業。
せっかく植林したのに残念ですが、植林して抜いて・・・
この作業を何度か繰り返すことで丈夫な杉の木が生き残り、
そして10年を過ぎる頃に細くて弱い木は間伐され、
更に強い杉の木だけが生き残るわけなのです。


抜いたところに苗木を植林していきます。
この日は1本1本思いを込めて・・・なんて丁寧に植林しましたが、
実際の人夫さんは1日200本植林しないと割が合わないそうです。


ポイントは植えた苗木の頭を持ってちょこっと浮かし
そのあとで周囲の土を踏み固める、のだそうです。


均等に苗木が植林されました。


これは対面の山の景色です。
緑がくりぬかれた部分がありますが、
きっと私たちが植林した部分もこんな風に見えるのでしょう。
緑が生い茂るには10年。
伐採され住宅の構造材になるまでには50年。

程遠い年月がかかりますが、この地道な作業を繰り返すことが
『木』にこだわり『木の家』をつくり続けていく私たちの使命だと思っております。

今日苗木した杉の木が無事構造材として住宅にお目見えするのは
きっと孫の世代になることでしょう。
山の中で50年、人と地球に貢献したこの杉の木が
次は構造材としてそれ以上の年月をかけて人々の暮らしを支えてほしいものです。


植林が無事終了し、皆で昼食。
今回も製材所の西川さんがトン汁を作ってくれました。
澄んだ空気の中での食事は格別に美味しく感じます。

あ・・・いえいえ
感じるのではなく、西川さんの味付けが美味しいんです!

また来年もよろしくお願いいたします!!

さて、おまけです。

NEOPASA(ネオパーサ)。
と言ってわかる方も多いかもしれませんね。
私は行くまで知りませんでした・・・。
新東名のサービスエリアですが、もうすっかり商業施設です。
高速道路自体は空いてますが、サービスエリアが大混雑でした。
オシャレな衣料品や食品の数々に目移りして
思わずバスに乗り遅れそうなくらいです。
道路のほうは・・・
ほぼまっすぐなだらかな道が永遠に続く感じです。
トンネル内は照明が前方車を明るく照らすように作られており、
より安全に運転しやすくなっているようです。

おまけが長くなってはいけませんねっ。

次の天竜美林見学ツアーは秋です。
春は『植林』、そして秋は『伐採』です。
もうご予約は今からでも受付けております!
日にちも未定ですが、既にご予約のお客様も今回のツアーの中に・・・。
楽しかったんですね、良かったです。ありがとうございます。