2026.04.23   2026.05.01

自然素材とは?種類・メリット・費用相場を工務店が徹底解説

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自然素材とは、化学物質を含まない天然由来の建材の総称です。無垢材・漆喰・珪藻土・セルロースファイバーなどが代表的で、調湿性・断熱性・健康面で優れた特性を持ちます。

この記事では、自然素材の種類と特徴の一覧、メリット・デメリット、費用相場、後悔しないための工務店の選び方までを網羅的に解説します。「自然素材の家に興味はあるけれど、何から調べればいいのか分からない」「大手ハウスメーカーで見積もりを取ったら自然素材はすべてオプション扱いで予算が膨らんだ」——そんな方にこそ読んでいただきたい内容です。

解説するのは、1980年創業の工務店・株式会社丸清(まるせい)。グループ会社「丸志木材」との一貫生産体制で天竜材を産地直送し、無垢材・漆喰・セルロースファイバー断熱を全棟標準仕様で提供しています。大手ハウスメーカーではオプション扱いになりがちな自然素材が、丸清では「当たり前の家づくり」です。

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目次

自然素材とは?定義と天然素材との違いをわかりやすく解説

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定義|化学物質を含まない天然由来の建材

自然素材とは、合成化学物質を使用せず、自然界に存在する原料を主成分とした建材のことです。住宅建材の文脈では、おもに以下の4カテゴリに分類されます。

  • 木材:杉・桧・松などの無垢材(構造材・床材・造作材)
  • 塗り壁材:漆喰・珪藻土・石灰クリームなど
  • 断熱材:セルロースファイバー・羊毛・炭化コルクなど
  • 塗料・接着剤:柿渋・蜜蝋ワックス・米糊など

いずれも共通するのは、ホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)といった化学物質の放散が極めて少ない点です。国土交通省が定めるシックハウス対策の規制(建築基準法第28条の2)においても、自然素材は規制対象外、もしくは最高ランクのF☆☆☆☆に該当するものがほとんどです。

自然素材と天然素材の違い|加工の有無がポイント

「自然素材」と「天然素材」は混同されやすい言葉ですが、住宅業界では次のように使い分けられています。

比較項目 自然素材 天然素材
定義 天然由来の原料を使い、人の手で加工・製品化した建材 自然界からそのまま採取した未加工の素材
具体例 漆喰(石灰石を焼成・消化して製造)、セルロースファイバー(新聞紙をリサイクル加工) 原木、天然石、粘土
住宅での使用形態 製品として規格化され、施工マニュアルが整備されている 現場加工が必要な場合が多い

つまり、天然素材は「原料そのもの」、自然素材は「天然原料を建材として使えるように加工したもの」と理解すると分かりやすいでしょう。住宅で実際に使われるのは、品質管理された「自然素材」が中心です。

自然素材の家が注目される3つの背景

近年、自然素材の家への関心が急速に高まっています。その背景には3つの社会的トレンドがあります。

1. シックハウス症候群への意識の高まり
厚生労働省の調査によると、新築住宅に入居後に頭痛・めまい・アレルギー症状を訴えるケースは依然として報告されています。特に小さな子どもがいるご家庭では、「できるだけ化学物質を減らした住環境を選びたい」というニーズが年々強まっています。

2. 脱炭素・SDGsへの関心
国産木材を使用することは、輸送時のCO2削減と国内の森林循環に貢献します。とりわけ天竜材のようなFSC認証を取得した管理林の木材は、持続可能な家づくりの象徴として評価されています。

3. 大手ハウスメーカーのパッケージ提案への疑問
大手ハウスメーカーでは自然素材がオプション扱いとなり、標準仕様から変更すると数百万円単位で費用が上乗せされるケースも珍しくありません。「標準仕様で自然素材を使える工務店はないか」と検索する層が増加しています。

家づくりで使われる自然素材の種類と特徴一覧

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構造材・床材|無垢材(天竜杉・天竜桧)の特長

無垢材とは、丸太から切り出した一枚板の木材であり、接着剤で貼り合わせた集成材とは根本的に異なります。なかでも静岡県天竜区で産出される天竜杉・天竜桧は、以下の点で住宅用構造材として高い評価を受けています。

  • 強度:一般的な杉材よりもヤング係数(曲げ強度の指標)が高い傾向にあります。丸清のグループ会社「丸志木材」は、創業60年のしずおか優良木材認定工場として厳格な品質管理のもと構造材を供給しています
  • 含水率:人工乾燥により含水率15%以下まで落とすことで、反り・割れのリスクを最小化しています
  • 調湿性:無垢材は室内の湿度が高いときに水分を吸収し、乾燥時に放出する天然の調湿機能を持ちます。杉材1㎡あたり約200mlの水分を吸放湿できるとされています
  • 経年美化:杉や桧は年月とともに飴色に変化し、味わいが増します。ビニールクロスや合板フローリングの「経年劣化」とは対照的です

丸清では、グループ会社「丸志木材」が天竜の山林で伐採から製材・乾燥までを一貫管理。中間マージンを省くことで、通常はオプション扱いの天竜無垢材を全棟標準仕様として提供しています。

壁材|漆喰・珪藻土・国産石灰塗りの違いと選び方【比較表】

自然素材の家における壁材は、ビニールクロスの代わりに塗り壁を採用するのが基本です。代表的な3種類の特徴を比較します。

比較項目 漆喰(しっくい) 珪藻土(けいそうど) 国産石灰塗り
主原料 消石灰(水酸化カルシウム) 珪藻の化石(二酸化ケイ素) 国産石灰石を焼成した石灰クリーム
調湿性 ◯(JIS基準70g/㎡以上) ◎(JIS基準150g/㎡以上) ◯〜◎(配合による)
強度・耐久性 ◎(表面が炭酸化し年々硬くなる) △(表面がもろく、粉落ちしやすい) ◎(漆喰同等の硬化性能)
抗菌・消臭性 ◎(強アルカリ性でカビ抑制) ◯(多孔質構造で消臭) ◎(漆喰同等)
施工難易度 職人技術が必要 比較的DIY向き 職人技術が必要
価格帯(材工) 4,000〜8,000円/㎡ 3,000〜6,000円/㎡ 5,000〜9,000円/㎡

選び方のポイントは、「調湿性を重視するなら珪藻土、耐久性と抗菌性を重視するなら漆喰または国産石灰塗り」というのが基本線です。ただし、珪藻土は単体では固まらないため、合成樹脂バインダーを混ぜている製品もあります。自然素材にこだわるなら、バインダーの成分まで確認することが重要です。

丸清では内壁に漆喰、外壁に国産石灰塗りを全棟標準で採用。外壁の石灰塗りは一般的なサイディングと異なり塗り替え周期が長いため、長期的なメンテナンスコスト削減にもつながります。

断熱材|セルロースファイバーとグラスウールの比較【比較表】

断熱材は「家の性能」を左右する最重要パーツの一つです。自然素材の断熱材として注目されるセルロースファイバーを、最も普及しているグラスウールと比較します。

比較項目 セルロースファイバー グラスウール(16K)
原料 新聞古紙(リサイクル素材) ガラス繊維
熱伝導率 0.038〜0.040W/(m・K) 0.045W/(m・K)
調湿性 ◎(木質繊維が吸放湿) ×(湿気を吸うと性能低下)
防音性 ◎(繊維が音を吸収)
防火性 ◎(ホウ酸処理で難燃化) ◎(不燃材料)
施工方法 吹込み充填(隙間なく施工可能) マット状を手作業で充填
経年劣化 沈降しにくい(吹込み密度55kg/㎥以上で安定) 湿気で垂れ下がるリスクあり

セルロースファイバーの最大の利点は「吹込み施工」による断熱欠損の少なさです。グラスウールはマット状の断熱材を柱の間に手作業で詰めるため、施工者の技量によって隙間が生じやすいという課題があります。一方、セルロースファイバーは専用の機械で壁の中に高密度で吹き込むため、コンセントボックスの裏側や配管まわりのような複雑な部位にも隙間なく充填できます。

丸清では全棟でセルロースファイバー断熱を標準採用し、吹込み密度55kg/㎥以上を施工基準としています。この密度管理が、UA値0.46以下・C値平均0.6という高い断熱気密性能の土台となっています。

自然素材の家のメリット5選|健康・耐久性・資産価値

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健康面(シックハウスリスク低減・調湿効果)

自然素材の家のメリットとして最初に挙がるのが、室内の空気環境の改善です。

メリット1:シックハウスリスクの低減
ビニールクロス・合板フローリング・ウレタン塗料などの化学建材は、ホルムアルデヒドやトルエンなどのVOCを放散します。自然素材はこれらの化学物質をほぼ含まないため、入居直後から安全な空気環境が得られます。特に小さな子どもやアレルギー体質の方がいるご家庭では、この差は大きな安心材料です。

メリット2:調湿効果による快適性の向上
無垢材の床、漆喰の壁、セルロースファイバーの断熱材——これらはすべて湿気を吸放出する機能を持っています。家全体が「呼吸する」ことで、夏はジメジメしにくく、冬は過乾燥を防ぎます。機械的な除湿器や加湿器への依存度が減り、電気代の削減にもつながります。

性能面(UA値0.46・C値0.6・耐震等級3を数値で証明)

「自然素材の家は見た目重視で性能は二の次」という誤解は根強いですが、実際はまったく逆です。

メリット3:高い断熱・気密性能
丸清の実績値はUA値0.46以下(HEAT20 G1グレード相当)、C値平均0.6です。C値は「0」に近いほど気密性が高くなりますが、一般的に1.0以下が「高気密住宅」と呼ばれており、0.6はそれをさらに下回る(高性能な)優れた数値です。この数値は弊社のセルロースファイバーの吹込み施工と、現場での丁寧な気密処理によって実現しています。

メリット4:耐震等級3の構造設計
耐震等級3は、建築基準法の1.5倍の耐震強度を持つ最高等級です。丸清では天竜材の高い構造強度を活かしながら、全棟で耐震等級3を確保。自然素材と高耐震を両立できることを、構造計算書で証明しています。

経済面(ランニングコスト削減・資産価値維持)

メリット5:長期的なランニングコストの削減と資産価値の維持
自然素材の家は初期費用がやや高くなる傾向がありますが、30年スパンで見るとランニングコスト面で優位になるケースが多くあります。

  • 外壁:サイディングは10〜15年ごとに塗り替えが必要(1回あたり100〜200万円)。石灰塗り外壁は塗り替え周期が長く、トータルコストを抑えられます
  • 床材:合板フローリングは15〜20年で張り替えが必要。無垢材は削り直し(サンディング)で再生でき、適切なメンテナンスで50年以上使用可能です
  • 光熱費:高断熱・高気密により冷暖房エネルギーを大幅に削減。UA値0.46の住宅は一般的な省エネ基準(UA値0.87)の住宅と比較して、年間の冷暖房コストを30〜40%削減できると試算されます

また、長期優良住宅の認定を受けやすいことも経済的メリットの一つです。住宅ローン控除の優遇や固定資産税の減額措置など、税制上のメリットも享受できます。

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自然素材の家のデメリットと後悔しないための対策

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無垢材の反り・割れ・傷と正しいメンテナンス法

無垢材は生きた素材である以上、季節による湿度変化で膨張・収縮が起こります。これにより、床板の隙間の発生、軽微な反り、表面の割れ(干割れ)が生じることがあります。

ただし、これらは「欠陥」ではなく木材の自然な挙動です。対策として重要なのは以下の3点です。

  • 乾燥工程の品質:含水率15%以下まで人工乾燥した木材は、施工後の変形が最小限に抑えられます。丸清では自社グループの製材所で含水率管理を徹底しています
  • 年1〜2回のオイル塗布:蜜蝋ワックスや自然塗料を床に塗り込むだけで、木材の保護と美観維持ができます。特別な道具は不要で、所要時間はLDK(約20畳)で1〜2時間程度です
  • 傷の補修:軽い凹み傷は、水を含ませた布を当ててアイロンをかけると、木の繊維が膨張して目立たなくなります

漆喰・珪藻土の汚れやすさとセルフ補修のやり方

塗り壁は白い仕上げが多いため、「汚れが目立つのでは?」と不安に感じる方は少なくありません。

実際、手垢やコーヒーなどの液体はねはビニールクロスより落としにくい場合があります。しかし、以下の方法で対処が可能です。

  • 軽い汚れ:消しゴムで軽くこすると落ちます
  • 頑固な汚れ:目の細かいサンドペーパー(400番程度)で軽く研磨
  • 広範囲の汚れ・ひび割れ:同じ素材を薄く塗り重ねるだけで補修完了。漆喰の重ね塗りはDIYでも可能です

漆喰はpH12以上の強アルカリ性のため、カビが発生しにくいという大きなメリットがあります。ビニールクロスの裏にカビが繁殖する問題と比較すると、長期的な衛生面では漆喰に軍配が上がります。

後悔した人の共通点と工務店選びで防ぐ方法

自然素材の家で後悔する最大の原因は、「素材の特性を理解しないまま契約してしまうこと」です。

SNSや口コミサイトで見られる「後悔の声」を分析すると、次の3パターンに集約されます。

  • 「無垢材の隙間や反りを欠陥だと思った」→ 事前に木材の挙動について十分な説明を受けていなかった
  • 「自然素材を謳っていたが、一部に化学建材が混在していた」→ 「自然素材の家」の定義が工務店と施主の間でずれていた
  • 「思ったより寒い」→ 自然素材を使いながらも断熱・気密施工の精度が低かった

これらはすべて、工務店選びの段階で防げる問題です。素材の産地・乾燥方法を明示し、断熱気密の数値を実測で公開し、引渡し前に第三者機関の検査を実施している工務店であれば、こうした後悔はまず起こりません。

自然素材の家の費用相場|坪単価・見積もり比較のポイント

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坪単価相場|一般住宅との差額

自然素材の家の坪単価は、一般的な木造住宅と比較して10〜20%程度高くなるのが相場です。

住宅タイプ 坪単価の目安 特徴
ローコスト住宅 40〜55万円 合板・ビニールクロス中心
一般的な注文住宅 60〜80万円 部分的に自然素材を採用する場合もあり
自然素材の家(工務店) 70〜95万円 無垢材・塗り壁・自然断熱材を標準採用
大手HMで自然素材オプション 85〜110万円 標準仕様+自然素材のオプション費用が加算

注目すべきは、大手ハウスメーカーで自然素材をオプション追加した場合と、自然素材を標準仕様とする工務店の坪単価がほぼ同等か、工務店の方が安くなるケースが多いという点です。これは中間マージンの有無が大きく影響しています。

費用を抑える3つの方法(一貫生産・補助金・優先順位)

方法1:産地直送・一貫生産の工務店を選ぶ
木材の流通は「山元→原木市場→製材所→木材問屋→プレカット工場→工務店」という多段階の流通経路が一般的です。この過程で複数の中間マージンが発生します。丸清のようにグループ会社で伐採から製材まで行う工務店は、この中間コストを大幅に削減しています。

方法2:補助金・税制優遇を最大限活用する
自然素材の家は高性能住宅の要件を満たしやすいため、以下の補助金・優遇制度を活用できる可能性があります。

  • 地域型住宅グリーン化事業補助金(最大140万円)
  • 子育てエコホーム支援事業(最大100万円)
  • 長期優良住宅認定による住宅ローン控除の拡充
  • 固定資産税の減額措置(長期優良住宅:5年間1/2に軽減)

方法3:自然素材の優先順位をつける
予算に限りがある場合は、「どこに自然素材を使うか」の優先順位が重要です。一般的な優先順位は以下のとおりです。

  • 最優先:断熱材(家全体の性能に直結。後から変更不可)
  • 優先:構造材・床材(毎日触れる部分。経年変化の影響大)
  • 次点:壁材(リビングなど長時間滞在する空間から採用)

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失敗しない自然素材の工務店の選び方|5つのチェックリスト

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素材の産地・乾燥方法・含水率を明示しているか

信頼できる工務店は、使用する木材の産地・樹種・乾燥方法・含水率を具体的に説明できます。「国産材を使っています」だけでは不十分です。

確認すべきポイントは以下のとおりです。

  • 木材の産地は特定されているか(「国産材」ではなく「静岡県天竜区産の天竜杉」のように具体的か)
  • 人工乾燥か天然乾燥か、含水率は何%以下を基準にしているか
  • 塗り壁材の原料とバインダー(固化剤)の成分を開示しているか
  • 断熱材の種類と施工密度の基準を持っているか

UA値・C値を実測値で公開しているか

断熱性能を示すUA値は設計段階の「計算値」、気密性能を示すC値は完成後の「実測値」です。ここで重要なのは、C値は実際に建てた家で測定しなければ分からないという点です。

  • C値を「全棟測定」しているか、それとも「モデルハウスだけ」か
  • 測定結果を施主に書面で提示しているか
  • 基準値を下回った場合の対応フローがあるか

丸清では全棟でC値の気密測定を実施し、測定結果を報告書として施主に提出しています。C値平均0.6という数値は、この全棟測定の積み重ねによる実績値です。

第三者検査(インスペクション)と保証体制の有無

自社の施工品質に自信がある工務店ほど、第三者機関による検査を積極的に導入しています。確認すべきポイントは以下の3つです。

  • 第三者インスペクション:工務店と利害関係のない検査機関が、基礎・構造・断熱・完成の各段階で品質をチェックしているか
  • 瑕疵担保責任保険:法律で義務付けられた10年保証に加え、独自の延長保証制度があるか
  • 定期点検体制:引渡し後の1年・3年・5年・10年点検の仕組みが整備されているか

丸清では全棟で第三者機関のインスペクターによる調査を実施。施工の透明性を確保し、施主が安心して家づくりを進められる体制を整えています。

よくある質問(FAQ)

自然素材の家とはどんな家ですか?

無垢材・漆喰・珪藻土・セルロースファイバーなど、化学物質を含まない天然由来の建材を主要な部分に使用した住宅です。一般的な住宅で使用されるビニールクロス・合板フローリング・グラスウールなどの化学建材を、自然素材に置き換えることで、健康的な室内環境と高い調湿性を実現します。

自然素材と天然素材の違いは何ですか?

天然素材は自然界からそのまま採取した未加工の素材(原木、天然石など)を指します。自然素材は天然の原料を建材として使えるように加工・製品化したもの(漆喰、セルロースファイバーなど)を指します。住宅で実際に使用されるのは、品質管理された自然素材が中心です。

自然素材の家はどれくらい費用が高いですか?

一般的な注文住宅と比較して、坪単価で10〜20%程度高くなる傾向があります。ただし、自然素材を標準仕様とする工務店を選べば、大手ハウスメーカーでオプション追加する場合と同等以下に抑えられるケースもあります。また、メンテナンスコストや光熱費の削減を含めた30年トータルコストで比較すると、逆転するケースも少なくありません。

自然素材の家で後悔しないためには何を確認すべきですか?

後悔を防ぐために確認すべきポイントは3つです。第一に、無垢材の反りや隙間など素材の自然な挙動について事前に十分な説明を受けること。第二に、「自然素材の家」の定義を工務店と明確にすり合わせ、どこまで自然素材を使うか書面で確認すること。第三に、断熱気密の数値(UA値・C値)を実測値で保証してくれる工務店を選ぶことです。

自然素材の家は冬寒くないですか?

自然素材を使ったからといって寒い家になるわけではありません。重要なのは断熱材の種類と施工精度、そして気密性能です。セルロースファイバー断熱を吹込み施工で隙間なく充填し、C値0.6以下の気密性能を確保すれば、UA値0.46以下の高断熱住宅を実現できます。丸清の施工実績では、冬場の室温ムラが少なく、エアコン1台で家全体が暖まるという声も多くいただいています。

セルロースファイバー断熱とは何ですか?

新聞古紙をリサイクルした木質繊維系の断熱材です。専用機械で壁や天井の内部に高密度で吹き込むため、コンセント裏や配管まわりにも隙間なく充填できる点が最大の特長です。熱伝導率は0.038〜0.040W/(m・K)とグラスウールより優れ、調湿性・防音性・防火性(ホウ酸処理による難燃化)も備えています。

漆喰と珪藻土はどちらが良いですか?

耐久性と抗菌性を重視するなら漆喰、調湿性を最優先するなら珪藻土が適しています。漆喰は強アルカリ性でカビの発生を抑制し、年月とともに表面が炭酸化して硬くなります。珪藻土は多孔質構造により調湿性能が漆喰の約2倍ありますが、表面がもろく粉落ちしやすいという弱点があります。珪藻土を選ぶ場合は、合成樹脂バインダー不使用のものを選ぶことが大切です。

自然素材の工務店はどう選べばいいですか?

最低限確認すべき5つのポイントがあります。(1)木材の産地・乾燥方法・含水率を明示しているか、(2)UA値・C値を全棟実測で公開しているか、(3)第三者機関のインスペクションを実施しているか、(4)自然素材が「標準仕様」か「オプション」か、(5)引渡し後の定期点検体制が整備されているか。これらをすべてクリアしている工務店であれば、安心して任せられます。

まとめ|自然素材の家で健康と性能を両立するなら産地と施工品質で選ぶ

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重要な3つの判断基準の整理

この記事では、自然素材の定義から種類、メリット・デメリット、費用相場、工務店の選び方までを解説してきました。最後に、自然素材の家を検討する際に最も重要な3つの判断基準を整理します。

1. 素材の透明性:産地・乾燥方法・含水率・バインダー成分まで開示しているか。「自然素材」を謳いながら一部に化学建材を混在させる工務店もあるため、仕様書の細部まで確認することが不可欠です。

2. 性能の数値保証:UA値・C値・耐震等級を「計算上の設計値」ではなく「実測値・認定値」で示しているか。特にC値は全棟測定でなければ意味がありません。

3. 第三者による品質検証:工務店の自己申告ではなく、利害関係のない第三者機関が施工品質をチェックしているか。基礎・構造・断熱・完成の各段階で検査を入れる体制が理想です。

天竜材×セルロースファイバー×全棟検査で丸清が選ばれる理由

株式会社丸清は、1980年の創業以来「顔が見える家づくり」を貫いてきた東京の工務店です。上記3つの判断基準すべてにおいて、明確な回答を持っています。

  • 素材の透明性:グループ会社「丸志木材」が天竜の山林で伐採→製材→乾燥を一貫管理。産地が特定され、含水率15%以下で出荷
  • 性能の数値保証:全棟でUA値0.46以下・C値平均0.6・耐震等級3を実現。C値は全棟実測で測定報告書を提出
  • 第三者による品質検証:全棟で第三者機関のインスペクターが各工程を検査。施工の透明性を担保

大手ハウスメーカーではオプション扱いの天竜無垢材・漆喰・セルロースファイバーが、丸清ではすべて標準仕様。中間マージンを省いた産地直送体制だからこそ、品質と価格のバランスが実現しています。

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天竜材の手触り、漆喰壁の空気感、セルロースファイバーの静けさ——自然素材の違いは、体感するのが一番です。丸清では、完成見学会やモデルハウスで実際の住み心地をご体験いただけます。「まだ検討段階」でもまったく問題ありません。まずはお気軽にご相談ください。

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