「せっかく注文住宅を建てたのに、間取りで失敗してしまった…」
収納や生活動線、窓の配置などは、図面では気づきにくく、暮らし始めてから不便さを感じることが多いポイントです。SNSや口コミを見ても「もっと工夫すればよかった」という声が多く見られます。
そこで本記事では、オーダーメイドの家づくりを得意とする工務店「丸清(まるせい)」が、注文住宅の間取りでよくある後悔ポイント6選と、それを防ぐための秘訣5選をご紹介します。さらに、家づくりを進めるうえでの具体的なステップや、自然素材を活かした事例も合わせて解説。
これから注文住宅を検討している方に、ぜひ役立てていただければ幸いです。
注文住宅の間取りでよくある後悔ポイント6選
注文住宅は自由度が高い反面、間取りの工夫が足りないと後悔につながることがあります。まずここでは、SNSや口コミで多く見られる後悔ポイントを6つにまとめました。
1.収納が足りなかった
各部屋の収納が足りず「物があふれて生活感が丸出し」というのは、注文住宅でよくある後悔の一つです。実際に暮らしてみると「思ったより収納が足りない」と感じるケースは少なくありません。
家族が増えると、子どもの成長の過程で荷物が増え、長く住むうちに当初の計画では追いつかなくなることがあります。
また、収納は大きさだけでなく位置も重要です。例えばリビングに適切な収納がないと、おもちゃが散乱して片付けが大変になる場合も。
2.生活動線が悪い
キッチンから洗面所までが遠く、料理をしながら子どもの手を洗わせに行くのが大変です。
間取りの後悔でよく上がるのが、動線の悪さによる生活のしにくさです。
毎日の家事に小さなストレスを積み重ねる原因になります。たとえ数歩の差でも、毎日繰り返される動作に不便を感じると、暮らしの快適さは大きく損なわれてしまうでしょう。
3.窓が少なく採光・通風が悪い
窓の大きさや配置は、デザイン性だけでなく暮らしやすさに直結する要素です。採光や通風を考えて設計しないと、家の快適さが格段に変わってしまいます。
4.配線・コンセントの位置が不便
コンセントの位置が悪く、除湿機を置くと動線の邪魔になってしまいました。
最近ではスマホやタブレット、コードレス掃除機などの充電が必要な家電が増えているため、コンセントの位置と数はしっかり考える必要があります。コンセントが足りない場合、延長コードも使えますが、見た目や掃除の快適さにも影響します。
ダイニングテーブル付近でノートPCを使いたい、ソファ近くでスマホを充電したいなど、生活スタイルに合わせてコンセントや配線を考えることが大切です。
5.部屋の広さが生活に合わない
吹き抜けをつくったことで他の部屋が狭くなってしまった
子どもが大きくなったら部屋が手狭に感じるようになった
間取りの打ち合わせ段階で気づきにくいのが「部屋の広さ」です。部屋に入って初めて「意外に狭いかもしれない…」と思うこともあります。
図面だけを見て部屋の広さを決めると、実際に家具を置いたときの広さをイメージできません。住み始めてから狭いと感じるのは大きなストレスになります。さらに、リフォームで修正するのも難しい箇所です。
6.部屋の数が足りない・多い
子ども部屋を作ったのに結局使わなかった
想定していた部屋数よりも数が足りない・多いといった後悔もよく聞かれます。
将来を考えて余分に部屋を用意してももったいないと思う一方で、必要最低限しか設けなかった結果、家族構成の変化に対応できないというケースも。
今の暮らしをベースに考えるのではなく、数年後〜十数年後のライフステージの変化を想像した設計が必要です。
後悔を防ぐ!注文住宅の間取りの秘訣5選
間取りの失敗は「雰囲気で決めてしまった」「想像が足りなかった」という理由で起こることがほとんど。
これから長い時間を過ごす注文住宅で失敗しないためには、どうすればいいのでしょうか?ここでは、間取りを決めるときの5つの秘訣をご紹介します。
1.日常生活を具体的にシミュレーションする
図面を見ただけでは、なかなか暮らしやすさを判断できません。そこで重要なのが、毎日の行動を実際にシミュレーションすることです。
このときのポイントは、家族全員の1日の行動を時間割にして図面に落とし込むこと。小さなストレスの積み重ねを事前に減らせます。
2.家具の配置や収納計画を事前に立てる
家具の配置や収納の必要な場所など、使いやすさを重視して図面を確認することが大切です。
何を・どこに・どのように置くかを設計段階で想定しておくと、使いやすい収納や動線が確保できます。
3.将来のライフステージを考慮する
家族の生活環境は、年月とともに変わるため、将来を見越した柔軟な間取りを考える必要があります。
10年後、20年後の家族の姿を想像して間取りに落としこんでもらいましょう。
理想や暮らしの課題をしっかり汲み取って、将来を見据えた提案をしてくれる工務店を選ぶことが大切です。
4.日当たり・風通しを意識した窓計画
採光や通風の失敗は、家の居心地を大きく左右します。
設計の段階で、現地に立ち「朝・昼・夕方」の日当たりを確認するのもおすすめです。
土地に合わせた間取りで失敗しないためにも、日当たり・風通しを意識した間取りを提案してくれる工務店を選びましょう。
5.コンセントやスイッチは余裕を持って配置
家電やスマホを使う機会が多い現代社会では、コンセントやスイッチは余裕を持って設置することが重要なポイントです。
どの場面でコンセントを使うのか想定しながら、少し多めに計画するのが後悔しないコツ。照明のスイッチを決めるときは、生活してから実際に動く場所にあるかを想像しましょう。
後悔しないための間取りづくり3つのステップ
間取りで後悔しないためには、しっかり段階を追って間取りを考えることが大切です。
ここでは、間取りを決めるときの3ステップを紹介します。
家族みんなの理想をもとに優先順位を決める
間取りづくりの最初のステップでは、家族がどこにこだわりたいのか意見を集めることから始めましょう。
ご主人:広いリビングで家族が集まれる空間が欲しい
奥様:キッチンから子どもを見守れる間取りにしたい
子ども:自分の部屋に本棚を作ってほしい
それぞれ意見を聞いたら「譲れない部分」と「妥協できる部分」を明確にしましょう。すべてを叶えようとすると、予算オーバーや使い勝手の悪さにつながってしまうので要注意。
例えば「広いリビングは必須だけど、和室はなくてもいい」「子ども部屋は将来仕切れる形にすれば今は1部屋でいい」など整理すると、無駄のない間取りが見えてきます。
モデルハウスや実例見学でイメージを具体化する
図面を見ただけでは、実際の暮らしをイメージするのは難しいですよね。そこでおすすめなのが、モデルハウスや完成見学会に足を運ぶこと。
実際の建物を見ることで、以下のような点が確認できます。
・家事動線を歩くことで、距離や使い勝手をイメージできる
・収納の高さや扉の開閉方向など、暮らしやすさにつながる部分が見える
丸清では、自然素材を活かしたモデルハウスや実例見学会を定期的に開催しています。実際の空気感や木の温もりを体感することで、理想の住まいのイメージがより明確になるでしょう。気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
丸清の見学会・イベント情報はこちら
予算内で最適な間取りを提案できる業者を選ぶ
どれだけ理想を詰め込んでも、最終的には予算とのバランスが重要です。「安いから」という理由で工務店を選んでしまうと、後から追加費用がかかったり、性能が不足して結局ランニングコストが高くなるケースもあります。
工務店を選ぶ際は、希望に合わせた柔軟な提案ができるか確認することが大切です。
丸清では、標準仕様で自然素材を使用した高気密高断熱住宅を実現しており、予算内で長く快適に暮らせる家をご提案しています。
単に間取りを作るだけでなく、将来のメンテナンスコストまで考慮した提案を行っています。
丸清の自然素材の家づくりの実例をご紹介
ここからは、施主様のこだわりを詰め込んだ丸清の注文住宅をご覧ください。
冬は暖かく、夏は風が通る明るい家ができました
奥様のこだわりは、冬は暖かく、夏は風が通る家にしたいということ。ご主人は開放感を大切にしたいというのが理想でした。当初は「吹き抜けは難しいのでは」と考えていた施主様でしたが、間取りの工夫でご希望に沿った家になりました。
関連記事:居心地良すぎて、家でのんびりと過ごす時間が増えました!
家族3人それぞれのこだわりの間取りが叶いました
こちらのご家庭では、家族3人それぞれに個人スペースを作りました。奥様は閉鎖的な空間が苦手ということで、壁を設けない方針に。結果的に奥様が落ち着いて過ごせる空間に仕上がりました。
関連記事:「みんな丸清さんで建てればいいのにね!」というくらい、ストレスのない家づくりができました。
丸清とつくる、こだわりを詰め込んだ注文住宅
注文住宅の間取りは、工夫次第で暮らしやすさが大きく変わります。後悔しないためには、生活動線や収納、将来のライフステージを見据えた計画が欠かせません。
丸清では、高気密高断熱の性能を備えた家づくりを基本としながら、無垢材や漆喰といった自然素材を標準仕様として採用しています。デザインや性能だけでなく、年月を重ねるほどに味わいが深まり、家族に寄り添い続ける住まいをご提案しています。
ご家族の想いを丁寧に形にした理想の住まいを、ぜひ私たち丸清と一緒に実現してみませんか?
電話でもご相談を受け付けています。
Tel:042-391-2489
