2024.11.15

杉の木の家のメリット・デメリットを解説!丸清が選ばれる理由とは

木の家に憧れるけど、杉材ってどうなの?そんな風に思っていませんか?
杉材は、古くから日本の家づくりに使われてきた伝統的な素材ですが、杉の木で家を建てると具体的にどんなメリットがあるかまでは、ご存じない方も多いかもしれません。
この記事では、木の家の良さを誰よりも知っていると自負している東村山市の工務店「丸清」が、杉材のメリット・デメリットを分かりやすく解説します。
あなたにとって杉の家が最適な選択肢かどうかを判断するお手伝いになれば、幸いです!

杉の木の特徴

杉は成長が早く樹高も高くなるため、1本の木から多くの木材を採取できます。比較的まっすぐに伸びる性質があり、柱や梁といった構造材に最適。日本の伝統的な木造建築には欠かせない存在として、日本で古くから使用されてきました。
柔らかく加工しやすい特性があり、構造材だけでなく、内装材・外装材や家具まで幅広く利用できます。杉の木は、まさに万能選手的な存在なんですよ。

また、杉は調湿性に優れているため、日本の高温多湿の気候に適しています。心地よい自然の香りもあることから、住宅に快適さと安らぎを与えてくれる建材として長年重宝されています。

杉の木を建材として使用するメリット

杉は日本の気候や風土に適した木材です。杉の木で家を建てると、多くのメリットがあります。杉を建材として使用するメリットを詳しく見ていきましょう!

美しい見た目

杉の木は、木目が美しく、均一な年輪幅を持っています。薄い合板のうえに木目調のシートを貼り付けたフローリングは、人口的で温かみを感じませんが、無垢材のフローリングはまるで生きているような木目が魅力。仕上がりがとても美しく、見ていて飽きません。

調湿性

杉の木は、呼吸する木材とも言われています。湿度が高い日には湿気を吸い込み、乾燥した日には水分を放出。まるで自然の加湿器や除湿器みたいですね。ジメジメする梅雨の時期も、カラカラに乾燥する冬も、杉の家なら一年中快適に過ごせます。
さらに、杉が持つ優れた調湿作用は、室内の結露を抑えてくれる効果も期待できます。結露を放っておくとカビやダニを増やす原因になるため、住宅に悪影響があります。その点、杉は自然の力で上手に湿度を調整してくれるので、結露の発生を抑え住宅を健やかに保ってくれますよ。

カビやダニ・結露の抑制

杉の木は、ダニやカビの発生を抑える成分を含んでいます。だからアレルギー対策にも効果的なんです。杉の木をふんだんに使った家は、小さな赤ちゃんからお年寄りまで安心して暮らせます

高断熱

杉の木は断熱効果が高い木材です。熱伝導率が低いため、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせます。冷暖房費の節約にもつながりますね!
また、室内の温度変化を緩やかにする効果もあるため、ヒートショック現象の予防にもつながります。

リラックス・安眠効果

杉の香りには、緊張を和らげ心を落ち着かせる効果があると言われています。副交感神経を優位にし、心拍数を安定させるため、質の高い睡眠が期待できるそうです。
杉の木の香りを人工的に合成したアロマオイルや入浴剤なども販売されていますが、自然の杉の香りは、人工的に作られたものとは比べ物にならないほど心地よく、リラックス効果も高いと言われています。
杉の家で過ごすことは、心身ともに癒される最高の贅沢と言えるのではないでしょうか。

空気清浄効果

杉には、空気を清浄化する効果もあるんです!ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着・分解する働きがあるため、シックハウス症候群の予防にも効果的と言われています。

杉の木を建材として使用するデメリット

「杉の木って、いいことづくめ!とは言っても、注意しておきたい点もいくつかあります。
家の中でも杉が向いている箇所と向いていない箇所もあるため、工務店のスタッフに相談しアドバイスをもらうのがおすすめです。

傷つきやすい

天然杉は柔らかくクッション性があるため、フローリングに用いると衝撃を吸収し疲れにくいメリットがあります。しかし、柔らかいということは傷がつきやすいということでもあります。家具の移動や落下物などで簡単にへこみが生じてしまう可能性があることを理解しておきましょう。
定期的にワックスがけなどでメンテナンスすることで、傷を防ぎ美しさを保てます

湿気に弱い

杉は湿気を吸収しやすい性質があるため、湿度の高い環境では腐朽が早まる場合があります。そのため、浴室やキッチンなどの水回りでの使用は避けるのが無難。水回り以外でも、適切な防腐処理や換気をこまめに行えば、カビを防ぎ耐久性を向上させられますよ。

変色しやすい

杉は紫外線に長時間さらされると、赤褐色に変色する性質があります。そのため、日当たりのよい場所では数年で色が変化することも。また、人がよく踏む場所は木目部分の模様が浮き出る「浮造り」という現象が起こります。

杉材のこれらの変化によって、自然素材ならではの風合いが増し、住めば住むほど独特な味わいが生まれます。どうしても気になる場合には、日当たりがよい場所を避けるなど、工務店スタッフのアドバイスをもらうと安心です。

杉の家にかかる費用

杉の木をはじめとする木の家で使われる無垢材は、1本1本を削って形を整え乾燥させるという職人の手間と時間がかかります。そのため、細かい木材を接着剤でつなぎ合わせる「合板」とは異なり、建材としての価格が高くなります。

しかし丸清では、坪単価65万円で高品質な木の家を建てています。大手ハウスメーカーでは坪単価100万も珍しくないことを考えると、かなりコストパフォーマンスがよいことがおわかりではないでしょうか。

ですが、

「なぜその坪単価で高品質な家が建つの?」

と疑問に思われる方はきっと多いでしょう。

それは、丸清が工務店でありながら林業も営んでいることが理由です。産地から直接木材を仕入れているため、中間マージンがかからないのです

家づくりの中で最も費用のかかる「木材」を自社で調達しているため、杉の家でも予算を抑えて提供しています。

また、建てた後のメンテナンス費用も、木の家はお得です。建売住宅と丸清の自然素材の家のメンテナンスコストを比較すると、約635万円もの削減がかないます。

丸清なら、天然杉の家をローコストで建て、その後のメンテナンス費用も抑えることが可能です。杉の木を建てたいと思われる方は、ぜひ丸清へご相談ください。

杉の家は花粉アレルギーがあっても住める?

「杉の木で建てた家に住むと、花粉症が悪化しないかな…」
そのような心配は無用です!杉の木の家といっても、建材として使用されている木材からは花粉は発生しません。つまり、杉の木を使った家に住んでも、花粉症の症状が悪化する心配はないのです。むしろ自然素材を使用した木の家は、シックハウス症候群などの心配も少なく、長く安心して暮らせる住まいとして選ばれています。アレルギー体質の方にとっては、メリットがはるかに大きいです。
安心して、杉の木のぬくもりある暮らしを始めてみませんか?

杉の家を建てた方の「お客様の声」

調布市

「無垢のフローリングなので床暖房にはできなかったんですが、木の温もりで冬も裸足で過ごせます。冬でも、前の家のように朝起きて床が冷たくて寒いということがなくなりました。」

三鷹市 K様

「床材はスギにしたのですが、一般的なフローリングとは全然違いましたね。フローリング特有の触れるとひんやりとする感じがなく、むしろ温かい印象です。やっぱり無垢材にしてよかったと思いました。」

K市 A様

「足ざわりも合板のフローリングとは全然違うよね。感覚としては、ふわふわしているというか、やさしい感触なんですよね。子供のことを考えても、やっぱり自然素材を選んでよかったなと思っています」

杉の家についてのよくあるご質問

Q.杉の家はシロアリに強いですか?

A:杉は、シロアリが苦手とする木材の一種です。「心材」と呼ばれる木の中心部分には防虫成分を含んでいます。しかし、被害を全く受けないわけではありません。防腐処理をしっかりと行い、定期的な点検が必須です。
丸清では、お引き渡し後1年、2年、5年、10年目に定期住宅点検におうかがいしており、シロアリの発生を見逃しません。定期点検時でなくても、暮らしている中で気になることがあればご遠慮なくお申し付け下さい。すぐにかけつけます。

Q.杉の家のお手入れ方法は?

A:掃除機をかけ、固く絞った雑巾などで拭くだけでOKです。 水分が残ってしまうと膨張や反りの原因になってしまうことがあるため、しっかりと乾燥させてくださいね。汚れが目立つときには、専用のクリーナーを使用しましょう。
丸清で家を建てて頂いたお客様には、 お引き渡しの際にメンテナンスに必要な道具のセットをプレゼントしています。ぜひ活用してくださいね。

Q.杉の家は地震に強いですか?

A:地震に強い家かどうかは「木造」や「鉄骨」だけで決まるものではありません。地震に対する強度は「耐震等級」で決まります。
丸清が手がける住宅は全棟耐震等級3です。耐震等級3は「震度6~7相当の地震による力」をさらに1.5倍にしても倒壊しないことが基準とされています。これは、消防署や警察署と同等レベルです。

Q.杉の家はアレルギーの人でも大丈夫ですか?

A:多くの住宅の建築資材や内装材・接着剤などには、ホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)などの化学物質が含まれています。化学物質の多くは、アトピーや喘息などのアレルギー症状を悪化させるといわれています。
しかし、杉の木をはじめとする自然素材は、化学物質の発生量が少ないです。アレルギー体質の方も安心して住むことが可能です。

丸清が使用する「天竜杉」について

雄大な自然が広がる静岡県。その豊かな森の中に、古くから「日本三大人口美林」の一つとして知られる天竜美林が存在します。この天竜美林で育った木材は「天竜材」と呼ばれ、美しい木目と優れた耐久性を兼ね備えた住宅建築に最適な素材として、古くから人々に愛されてきました。
天竜川流域は、温暖多雨な太平洋岸気候に属し、樹木の成長に適した気候です。 また、周囲を山々に囲まれた地形は、冬の寒風や積雪から木々を守り、安定した成長を促します。このような恵まれた環境の中で、天竜材はゆっくりと時間をかけて成長するため、年輪幅が緻密で、強靭な木材となるのです。
長年天竜材を扱ってきた大工さんからは、「天竜材は赤身が多くて粘り強い。強度もあるから加工しやすいんだよ。」という声をよく耳にします。 赤身とは 樹木の心材部分に見られる色の濃い部分のこと。強度や耐久性に優れており、扱いやすい木材だと言われています。
また、天竜材の杉やヒノキは他の産地のものと比べて油分を多く含んでいるため、カンナを滑らせるとまるで絹のような滑らかな手触りと美しい光沢が生まれます。
天竜材には他にも「ヒノキ」があります。杉とヒノキは天竜材の2大スターです。
ヒノキの魅力やメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

丸清の家づくりが選ばれる理由

ローコストの実現

「杉の木をふんだんに使った家は高いのでは…?」そう思われる方は実際多いです。
丸清は、グループ会社である「丸志木材」が所有する天竜美林から産出される「天竜材」を使用しています。丸志木材では、製材からプレカットまでを一貫して行うことで、木材を無駄なく使い切る工夫をしています。丸太から構造材完成までを一貫管理することでコストカットを実現しているため、ローコストで家を建てることが可能です。

高性能 & デザイン性の両立

丸清が作る木の家は、耐震性・断熱性・気密性にも優れた高性能住宅です。HEAT20 G2レベル(UA値0.46以下)の断熱性能は、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を実現。省エネにも貢献します。
また、無垢材の家の魅力はなんといってもナチュラルさ。このナチュラルさは和風はもちろん、洋風やスタイリッシュな家にもマッチします。高性能とデザイン性を両立でき、住み心地も見た目にも大満足な家が建つのは、丸清ならではです。

経験豊富な職人の技が光る家づくり

丸清には、長年培ってきた確かな技術と豊富な経験を持つ職人が多数在籍しています。設計から施工、アフターフォローまで一貫して自社で対応することで、安心して長くお住まいいただけます。

お客様と二人三脚の家づくり

丸清は「お客様の想いをカタチにする」ことを大切にしています。お客様とじっくりと対話を重ねながら、理想の住まいを一緒に作り上げていきます。
丸清で家を建てた多くのお客様からは「スタッフの方がとても話しやすく安心感があった」「押しつけがましくなく、こちらの希望に寄り添って提案してくれた」という感想をいただいています。ぜひ、お気軽にご相談ください。

自然の恵みと職人の技が光る家づくりなら、丸清へ。

日本の気候風土に最適な杉の木の家は、見た目が美しいだけでなく、調湿性・耐久性・断熱性・リラックス効果・空気清浄効果など、非常に多くのメリットがあります。
丸清は、天竜美林から産出される「天竜材」を使用し、製材からプレカットまでを一貫して行うことで、高品質でありながらローコストを実現しています。
木の温もりを感じる空間、一年中通して快適な湿度、心安らぐ木の香り…丸清の家で、そんな自然と寄り添う心地よい暮らしを始めてみませんか?