「新築の家に引っ越したら、原因不明の体調不良に…」
という話を聞いたことはありませんか?もしかして、それはシックハウス症候群かもしれません。
シックハウス症候群は、住宅の建材などから発生する化学物質が原因で起こり、症状はアレルギーとよく似ています。
つらい症状を予防するには換気や空気清浄機が効果的ですが、実はもっと根本的な解決策があるんです。
それは、「自然素材」で家を建てること。
「自然素材ってどういうこと?どんな家ならシックハウス症候群が起こりにくいの?」と思った方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
シックハウス症候群とアレルギーの違いや、新築住宅でシックハウス症候群が起こりやすい理由も解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
自然素材の家で、家族みんなが健康に暮らせる安心の家を実現しませんか?
シックハウス症候群とアレルギーの違い
シックハウス症候群とアレルギーは、どちらも目のかゆみや鼻水、くしゃみ、湿疹、頭痛などの症状を引き起こすため、混同しやすいですが、原因や発症メカニズムは異なります。
アレルギーは特定のアレルゲンに対して過敏になっている人にのみ起こる反応ですが、シックハウス症候群は誰でも発症する可能性があります。
シックハウス症候群とアレルギーについて、もう少し詳しくお話していきますね。
シックハウス症候群とは?
主な症状としては、目がチカチカする・喉が痛い・吐き気やめまいがする・頭痛がするなどがあります。これらの症状は、新しい家に引っ越した直後や、家具を新調した後などに現れやすいという特徴があります。
アレルギーとは?
アレルギーを引き起こすアレルゲンには、ダニ・ハウスダスト・花粉・食べ物などがあります。アレルギー症状としては、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・皮膚のかゆみ・湿疹・咳・呼吸困難など、人によってさまざまです。
シックハウス症候群を引き起こす化学物質がアレルギー症状を悪化させる可能性大
シックハウス症候群とアレルギーは別物ではあるものの、シックハウス症候群の原因となる化学物質の多くは、アレルギー症状を悪化させる可能性があります。
たとえば、ホルムアルデヒドはアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎の症状を悪化させる可能性があることが知られています。
また、揮発性有機化合物(VOC)も、喘息やアレルギー性皮膚炎などの症状を悪化させる可能性が指摘されています。
これらの化学物質は、アレルギーの原因物質とは直接的には関係ありません。しかし、粘膜や皮膚を刺激しアレルギー反応を起こしやすくしたり、症状を悪化させたりする可能性があるといわれています。
アレルギー体質の方はシックハウス症候群に要注意
アレルギー体質の方や、小さなお子さん・高齢者の方などは、化学物質の影響を受けやすい可能性があるため注意が必要です。
お子さんができたらお家を建てようと考える方も多いですが、ママやパパがアレルギー体質である場合、住宅を建てる際には特に気をつけた方がよいでしょう。
新しい家は、家族にとって夢と希望に満ちた場所。 特にお子さんが生まれたばかりのご家族なら、安全で快適な空間作りを一番に考えたいものですよね。
シックハウス症候群によるアレルギー反応が新築で起こりやすい理由
新築の住まいは誰もが心躍るものですが、シックハウス症候群によるアレルギー反応が起こりやすい環境といえます。その理由は、主に以下の2つです。
・密閉性の高さによる化学物質の停滞
新築住宅は清潔で快適な一方で、目に見えないリスクも潜んでいることを認識し対策をとることが大切です。
建材や接着剤からの化学物質の放出
新築住宅を建てるときに使用する建築資材や内装材・接着剤などに、ホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)などの化学物質が多く含まれているケースがあります。これらの化学物質は、築年数が浅いうちは特に放出量が多いため、新築住宅では、住み始めてからしばらくの間、シックハウス症候群のリスクが高まるといえます。
密閉性の高さによる化学物質の停滞
近年、省エネの観点から住宅の気密性が高くなっています。冷暖房効率を高めるためには有効ですが、一方で、化学物質が含まれた建材を使用している家の場合、化学物質が室内に滞留しやすくなるという側面も持っています。新築住宅は特に気密性が高い傾向にあるため、化学物質が室内にこもりやすく、シックハウス症候群のリスクを高める要因となります。
シックハウス症候群の原因はハウスダスト?
シックハウス症候群と聞いて、ハウスダストをイメージする方もいるかもしれません。しかし、シックハウス症候群の原因は、ハウスダストではなく、建材や家具などから発生する揮発性有機化合物(VOC)です。
一方、ハウスダストは、ダニの死骸やフン・花粉、カビ・繊維くずなどを含み、アレルギー性鼻炎や喘息などのアレルギー疾患を引き起こす原因となるといわれています。
シックハウス症候群の原因物質は何に含まれている?
ここでは、シックハウス症候群の原因物質の代表的なものと、どんなものに含まれているかご紹介します。
トルエン: 塗料、接着剤、インキなどに含まれ、中枢神経への影響が懸念されています。
キシレン: 塗料、接着剤、洗浄剤などに含まれ、粘膜への刺激や頭痛を引き起こすことがあります。
アセトアルデヒド: 建築材料、家具などに含まれ、発がん性の可能性が指摘されています。
これらの化学物質は、微量であっても長期間にわたって身体にさらされることで、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
シックハウス症候群を防ぐ対策
空気清浄機を設置したりこまめな換気や掃除をしたりすることは、シックハウス症候群の予防にある程度の効果が見込めます。しかし、これらの対策はあくまで対症療法であり、根本的な解決にはなりません。
シックハウス症候群を根本的に解決するには、シックハウス症候群の原因となる化学物質をできるだけ使用しない家づくりが重要です。
その有効な手段としては「自然素材の家」を選ぶという方法があります。
自然素材の家=無垢材や漆喰・珪藻土など、自然由来の素材を主な建築材料として作られた家のことを指します。
自然素材の家は、化学物質の発生量が少なく、シックハウス症候群のリスクを大幅に低減できるメリットがあります。
シックハウス症候群を予防するには「自然素材の家」
自然素材は、製造過程で化学物質をほとんど使用しないため、化学物質の発生量が非常に少ないです。
さらに、自然素材は調湿効果が高く、室内の湿度を快適に保つ効果があります。珪藻土や漆喰は湿気を吸着するため、湿度が適切に保たれます。これによりダニやカビの発生を抑制し、アレルギー症状の悪化を防ぐ効果が期待できるのです。
自然素材の家なら丸清にお任せください
「シックハウス症候群が心配」「アレルギー体質だから安心して暮らせる家に住みたい」
そんなお客様の想いに寄り添い、丸清では自然素材をふんだんに使った家づくりをご提案しいます。
無垢材の使用
丸清では、建材に 化学物質を含まない無垢材を使用しています。一般的な合板のフローリングは、合板のうえに薄い木を接着剤で貼り付けているため化学物質が発生します。しかし丸清では、すべてのフローリングに無垢材を使用。無垢材は調湿効果や断熱効果にも優れており、一年を通して快適な室内環境を実現します。
漆喰壁
丸清では、壁に漆喰を使用しています。漆喰とは、消石灰(水酸化カルシウム)と麻などの繊維などを混ぜ合わせて作る日本の伝統的な壁材です。自然素材の壁材として、近年住宅への活用が見直されています。漆喰壁は消臭・調湿効果も高く、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドを吸着分解する効果も期待できます。
天然塗料
丸清では、人体への影響が少なく、自然な風合いを楽しめる天然塗料を使用しています。世界で初めて作られた自然塗料「リボス」を採用。自然塗料の中でも珍しい100%成分開示を行なっている塗料です。赤ちゃんが舐めても安全な塗料として日本でも認知が広まっています。
パッシブ設計
パッシブ設計とは、太陽光や風といった自然エネルギーを最大限に活用する設計手法です。
丸清では、パッシブ設計を取り入れた家づくりを得意としています。窓の配置や形状を工夫することで自然な風の流れを作り出し、室内の空気を循環させます。これにより、シックハウス症候群の原因となる化学物質を屋外に排出することが期待できます。
高気密・高断熱住宅
丸清が建てる家は、高気密高断熱住宅です。高気密高断熱住宅は、室内外の温度差が小さくなるため、結露が発生しにくくなります。カビやダニの発生を促す結露を少なくすることで、アレルギー症状を悪化させる可能性を抑制できます。
⇒丸清の住宅性能
丸清で家族みんなが笑顔で暮らせる安心・安全な家づくりを
新築住宅は、家族にとって夢と希望に満ちた場所。 特にお子さんが生まれたばかりのご家族なら、安全で快適な空間作りを一番に考えたいものですよね。
しかし一方で、新築住宅はシックハウス症候群のリスクもはらんでいます。 建材や家具に使われる化学物質の影響で、アレルギー症状が悪化する可能性もあるんです。
そこでおすすめしたいのが、自然素材の家です。 化学物質の発生を抑え、空気環境にも配慮した自然素材の家は、家族みんなが安心して暮らせる理想の住まいといえるでしょう。
「シックハウス症候群が心配」「アレルギー体質だから安心して暮らせる家に住みたい」そんな方は、ぜひ丸清にご相談ください。
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