2017/04/28

いまさら聞けない 丸志木材と てんりゅう材と 日本三大美林のはなし

日本の三大美林と呼ばれる林には
天然の物と人工の物の二種類があります【天然の三大美林】A青森ヒバ B秋田スギ C木曽ヒノキ

【人工の三大美林】D吉野スギ奈良県 E天竜スギ静岡県 F尾鷲(おわせ)ヒノキ三重県

江戸から大正時代にかけて、現在の新宿・杉並区周辺でも、良質のスギが産出されていました。

そのスギ材は通称何と呼ばれていたでしょうか?

江戸時代、四谷には杉林が多く、四谷を名産地として「四谷丸太」と呼んだという説と、四谷の大木戸を通って運ばれたから「四谷丸太」と呼ぶとの説があります。四谷丸太の特徴は、細く長く真っ直ぐで、節が少ないことから、良材は吉野丸太と並ぶほどといわれ、住宅の「化粧げた」や、床柱などで使う「磨(みがき)丸太」として取引されました。また、建築用の足場丸太としても多用されていたそうです。

左:四谷大木戸「江戸名所図会」 ※クリックで拡大します(提供:新宿歴史博物館)右:四谷大木戸跡 Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by K.Suzuki
スギという呼び名の由来は、真っ直ぐに高く伸びる木「直ぐ木=すぐき」。
日本の木の中では最も樹高が高くなる木で、大きいものは60メートル以上に育ちます。
縄文時代から使われて、日本の文化を支えてきたとも言えます。
また、日本全土に植林され、国産材として最も多く使われている木でもあります。

生育する温度や湿度によっても異なりますが、針葉樹はだいたい40〜60年ほどで建築材料として使える木に育ちます。
針葉樹は育つのが早く、加工しやすいため、木造の家を建てる目的で、戦後大量に伐採されました。
また、昭和30年代に「拡大造林」という方針によって植林が促され、針葉樹の人工林は全国に広がっています。


昔は90%近くあった自給率が今ではわずか27.9%となり、日本は世界有数の木材輸入国となっています。

丸清の家づくりの根幹、てんりゅう杉てんりゅう桧へのこだわりは、国産材の普及にも貢献しているんですね
地産地消と木材自給率についてすこし一緒に考えてみませんか